日向坂46、正源司陽子のセンター抜擢・選抜制導入の11thシングルがもたらす変化と成長に期待
今回の11thシングルのフォーメーションは、2月25日深夜放送の『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)で発表された。大きな注目ポイントとしては、やはり今作からグループ初の選抜制が導入されたことだろう。16人体制の今回のフォーメーションでは、4期生の正源司陽子がセンターに抜擢され、次いで平尾帆夏、藤嶌果歩、宮地すみれ、山下葉留花の4人も選抜入りを果たした。山下は、自身のブログで、「もちろん不安や心配、いろんな感情を抱いていますが、今はいただいたチャンスをしっかり掴めるように。そして、いただいたポジションを完璧に務められるように、と前を向いて全力を尽くすぞ!という強い気持ちでいっぱいです」と意気込みを明かしており、初選抜の4期生も前向きに捉えているようだ。
11thシングルで表題曲センターに選ばれた正源司は、9thシングル『One choice』収録曲の4期生曲「シーラカンス」でセンターも経験し、昨年12月に放送されたテレビ朝日系『ミュージックステーション SUPER LIVE 2023』では、当時活動休止中だった丹生明里に代わって「One choice」のセンターを務め上げるなど、4期生の先頭を走ってきたメンバーだ。フォーメーション発表後のコメントでは、「日向坂46の新体制になってファンの皆さんもどうなってしまうんだろうっていうふうに心配になってしまうかもしれないんですけれど、やれることは全力で精一杯尽くすので、これからも応援よろしくお願いします」と力強い言葉を残しており、初の表題曲センターで見せる堂々としたパフォーマンスに期待したい。
また、選抜制の導入に対して、小坂菜緒は、「いつか絶対来るだろうなって思ってた」と率直な思いを吐露しつつ、「2024年こそ!っていう気持ちがみんな大きいし、そのタイミングで選抜っていう制度になって、私たちもそうだし、ファンのみなさんも戸惑う気持ちというか、私も上手くは言ってはいるけど、ちゃんと受け止め切れてるわけではないので、そこも少しずつ受け止めつつ、この11枚目シングルっていうのが日向坂にとって良いスタートの切れるシングルになれば良いなと思います」と語っていた。また、グループのキャプテンを務める佐々木久美は、ブログの中で、「まっすぐでピュアに進んでいくようこが真ん中に立つ世界がとっても楽しみだよ」と、センターの正源司への期待を綴っており、メンバーが一丸となってこの先を見据えていることがうかがえる。
デビュー5周年という節目の年に、初の選抜制を導入して大きく舵を切った日向坂46。4期生が表題曲のメンバーに入り、さらなるパワーアップを遂げるであろう彼女たちの躍進に注目したい。