26時のマスカレイド、メジャーデビュー作でオリコン1位宣言

2019.5.13 11:45
26時のマスカレイド、メジャーデビュー作でオリコン1位宣言サムネイル画像!
26時のマスカレイド

5人組アイドルグループ、26時のマスカレイド(以下、ニジマス)が、5月12日に東京・品川ステラボールでワンマンライブ『ニジマスワンマン公演ニジマスストーリー第5章 〜 26時のオープニングセレモニー 〜』を開催した。

夏にメジャーデビューを控え、勢いに乗るニジマス。本公演は、初の2大都市ワンマンライブ(大阪・BIGCAT公演は5月19日に開催)の東京公演。チケットはソールドアウトとなり1600人を動員。

ライブ中には、8月7日にリリースされるメジャーデビューミニアルバムから、SILENT SIRENのすぅが作詞を手がけた新曲「ちゅるサマ!」を初披露。11月23日に、東京・昭和女子大学 人見記念講堂でグループ史上最大規模の初ホールワンマンライブが開催されることが発表された。

超満員に膨れ上がった会場は、開演前から期待感に溢れている。オープニング映像が流れ、ステージ後ろの大きな白い扉から江嶋綾恵梨、大門果琳、来栖りん、吉井美優、森みはるのメンバー5人が登場すると、夢に向かって進んでいく思いを歌う「七色のツボミ」でライブがスタート。

「みんな楽しんでいきましょー!」の声とともに弾けるアップチューン「B dash!」が披露され、観客も大歓声で応戦。続けて、キャッチーなサマーチューン「チャプチャパ」が歌唱されると会場はさらにヒートアップした。

ニジマスは、様々なジャンルの楽曲揃い。ソリッドなロックチューン「ベールの夜明け」をプロジェクションマッピングをバックにパフォーマンスしたかと思えば、「仮面に隠れたセレナーデ」ではスウィングジャズのサウンドで華やかなムードを醸し出す。メンバーの自己紹介ソング「LOVE & FISH」が披露されると、シャッフルビートで会場は賑やかなパーティー感に包まれた。

盛り上がる会場の熱を少し冷ますように、切ない恋心を歌うミディアムチューン「スノウメモリー」が歌唱される。メンバー5人の美しいハーモニーと感情のこもったボーカルが会場を包み込む。温かいスローチューン「ワスレナグサ」では、メンバーと観客で“ラララ〜”の大合唱が湧き起こった。

そして希望感溢れるロックチューン「ハローハロー」、疾走感溢れるロックチューン「Go Way」を歌唱するとライブの勢いはますます加速した。

ライブもいよいよラストスパートに突入。「マスカレイドは眠らない」では、メンバーと観客がニジマスのぬいぐるみ(通称・ニジマスくん)を振り回して大盛り上がり。キレのいいラブリーなパワーポップ「ビタースイート」で会場の熱量はヒートアップ。好きな想いの詰まったポップチューン「ゼンキンセン」を届けると、続けて和なメロディのヘヴィロック「ハナイチモンメ」をたたみ込む。

そして、未来への思いを歌うポップチューン「COLORS」を歌唱して、会場はボルテージを高めまくってライブ本編は終了。

鳴り止まない歓声に応えてのアンコールでは、新曲「ちゅるサマ!」を初披露。爽快に弾けるサマーチューンで、会場は夏先取りの熱気に包まれた。

MCコーナーでは、「ちゅるサマ!」がSILENT SIRENのすぅが作詞、クボナオキが作曲編曲であること、8月7日にリリースされるメジャーデビューミニアルバムのリード曲であることが明かされた。さらに、11月23日東京・人見記念講堂でグループ史上最大規模となる初のホールワンマンライブの開催決定が発表された。

そして、メンバーひとりひとりからライブの感想が語られていく。

森は、「(観客に向かって)みんなは仲間です。仲間がひとりでも欠けたらできないこともあります。みなさん、これからも力を貸してください。夏にはCDが発売されますが、結果を残さないといけない世界じゃないですか。私たちはオリコン1位を目指しているので、みなさんたくさん買ってください!」と語った。

吉井は、「今回のライブのセトリも衣装も、スタッフさんたちとたくさん考えて作りました。今日で、またひとつ上のステージに立てたんじゃないかと思います。ここまで私たちは、決して平坦な道のりじゃなく辛い思いもたくさんしてきました。メジャーデビューは、いろんな経験をして掴み取ったひとつの夢なので、絶対いいものにします。みなさんの期待以上のものにします。そして、みなさんに夢は叶うということを証明できるように、これからも全力でがんばります!」と声をあげた。

来栖は、「ここまで大きな会場でライブをするまで、トントンと行けたわけじゃないですけど、今、この場でステージで楽しくて素の笑顔でライブができてるのはみなさんのおかげです。最近はありがたいことに個人のお仕事もいただけるようになったんですが、このグループでどんどん上に行くことは私の一番の夢です。今、自分は幸せです。最大キャパのライブも決まっています。どんどん上に行けてるのは、私たちだけの力じゃできなかったので、みなさんの期待以上の幸せを届けられるようにがんばります!」と語った。

大門は、「今日この会場に来て思ったんですけど、横いっぱいにお客さんがいてうれしかったです。ワンマンをするたびに、マイクさん(音響)衣装さん光の方(照明)とかファンのみなさんとか増えて私たちは恵まれてるなと感じています。すごく楽しかったです。CDもたくさん聴いてください」と声にした。

江嶋は、「前回のライブでメジャーデビューが発表されて、こんなにうれしくて喜びで言葉が出ないことがあるんだと知りました。ファンの人たちと一緒にまだ見たことのない景色を見ていけたら、もっと楽しい思い出ができると思うとワクワクします。これから全国にニジマスの魅力を届けていきます。これからもみなさんと一緒に階段を一歩一歩登っていきたいです!」と思いを口にした。

そして、ファンの白いサイリウムの光に包まれる中、出会いの感謝を伝えるポップソング「心から…」を歌唱。感極まった森が涙で声を詰まらせる場面も見られた。

江嶋が「最後の曲です。夏の主役はニジマスだー!」と声を上げて、「ハートサングラス」を披露。突き抜けるアップチューンで会場は大ヒートアップ。

「ラスト行くぞー!」の声とともに銀テープが発射。メンバーとファンが強烈な一体感を作り上げ、ライブはフィニッシュとなった。

華やかさとキュートさいっぱいのステージを繰り広げたニジマス。成長感の伝わる、ニジマスの新たなストーリーの幕開けを感じさせるライブとなった。夏に向かってさらにパワーアップしていく、ニジマスの動向に注目したい。

関連ワード

web:172.30.1.254