ノラ・ジョーンズ、最新ライヴ盤より代表曲「ドント・ノー・ホワイ」の先行配信を開始

2021.4.4 13:00
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(C)Vivian Wang

9回のグラミー賞受賞経験を持つシンガー・ソングライターであり、ピアニストのノラ・ジョーンズが、4月16日にリリースするキャリア初のライヴ・アルバム『ティル・ウィー・ミート・アゲイン ~ベスト・ライヴ・ヒット』から2曲目の先行曲である「ドント・ノー・ホワイ」の配信を開始した。

ジェシー・ハリスが作曲した「ドント・ノー・ホワイ」は2002年に発表されたデビュー・アルバム『ノラ・ジョーンズ(原題:Come Away With Me)』に収録され世界的な大ヒットとなった、言わずと知れたノラ・ジョーンズの代表曲。このアルバムは、2003年のグラミー賞で主要4部門を含む8部門を受賞したことでも知られている。これまで、デラックス版などに新録された「ドント・ノー・ホワイ」が収録されることはあったが、アルバムの本編に本楽曲が収録されるのは2002年のデビュー・アルバム以来、約19年ぶりとなる。

今回解禁となった「ドント・ノー・ホワイ」はノラが最も信頼をしているアーティストであるピート・レム(オルガン)、クリストファー・トーマス(ベース)、そしてブライアン・ブレイド(ドラムス)と共に2018年にフランスで行われたライヴで披露したもの。数あるライヴ音源の中からこのヴァージョンをピックアップした理由についてノラ・ジョーンズは「やはりこういった世の中だから、聴いた人が元気になってくれるようなパフォーマンスを選びたかったんです。この曲が皆さんのエネルギーになってくれたら嬉しいです。」と語っている。

ノラ・ジョーンズは昨年リリースしたアルバム『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』が2020年度オリコン年間ジャズアルバムランキングで見事一位に輝き、また2020年に最もストリーミングをされたジャズ・アーティストにも輝いた。しかし、アルバムのリリース後に予定していたというツアーは新型コロナ・ウイルスの影響ですべてがキャンセルになり、ファンとの交流を保つためSNSで自宅からライヴ配信を定期的に行っていたが、ファンに少しでも臨場感のある音楽を届けたいというノラ本人のアイディアで今回のライヴ・アルバムが企画されるに至った。

『ティル・ウィー・ミート・アゲイン ~ベスト・ライヴ・ヒット』に収録される楽曲は、2017年から2019年の間に開催されたコンサートの中からノラ本人が特に「お気に入り」というもので、アメリカ、フランス、イタリア、ブラジル、アルゼンチンなど、世界各国での演奏がセレクトされていた。彼女の代表作として知られるデビュー・アルバム『ノラ・ジョーンズ(原題:Come Away With Me)』から2019年にリリースされたコンセプト・アルバム『ビギン・アゲイン』に収録された楽曲まで、リリース年代に留まらず幅広いラインナップが揃えられ、まさにベスト盤といった内容に仕上がっている。日本盤には、2017年に行った来日ツアーで披露した「サンライズ」がボーナス・トラックとして収録される。

またノラ・ジョーンズ本人のナレーションが入ったティザー映像も公開中。

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