大滝詠一、サブスク・プレイリストが1位を獲得
Apple Musicの公式プレイリスト【ESSENTIALS『はじめての大滝詠一』】が3月22日のトッププレイリストチャートにおいて第1位を獲得した。
世界的にも評価が高い、日本の音楽シーンを代表するアーティスト大滝詠一。彼が自身のレーベル「ナイアガラ」から発表した本人名義全作品の楽曲が、2021年3月21日より待望の各音楽サブスクリプションサービスにて一挙解禁された。
今回配信された作品は、「君は天然色」「恋するカレン」「幸せな結末」などの代表曲をはじめ、「熱き心に」「風立ちぬ」「夢で逢えたら」といった大ヒット提供曲のセルフカバー、更にはオリジナルアルバム未収録の入手困難で貴重な音源等を含む全177曲。それらがストリーミングサービスで満を持して解禁。直後から大きな話題となり、解禁翌日に早くもApple Musicのトッププレイリストチャートで1位を獲得した。
若い世代から支持されるアーティストが上位を占める音楽サブスク・ランキングにおいて、大滝詠一のようなキャリアアーティストが1位を獲得するのは異例の現象であり、普遍的な魅力を持つ大滝詠一の作品が世代を超えて愛されている証左とも言える。
また、大滝詠一がちょうど40年前に発表した代表曲「君は天然色」のミュージックビデオもYoutube再生回数がまもなく300万回に迫る勢いで視聴されており、動画のコメント欄には国内ファンからだけでなく、海外からのコメントも多数寄せられている。大滝詠一作品のサブスク解禁によって、世界的なシティ・ポップ・ムーブメントの更なる加速が予想される。
3月21日にリリースされた『A LONG VACATION 40th Anniversary Edition』もオリコンデイリー・アルバムランキングで連日2位にランクインするなど、「大滝詠一ブーム」とも言える“エモい現象”が巻き起こっている。