『FNS歌謡祭』乃木坂46×とき宣×FRUITS ZIPPERコラボが話題!それぞれの個性が光るステージに

2025.12.5 20:00
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12月3日放送の『2025 FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系)で披露されたキャンディーズ「年下の男の子」のスペシャルコラボが話題を呼んだ。マイクを握ったのは、乃木坂46中西アルノ超ときめき▽宣伝部小泉遥香FRUITS ZIPPER月足天音。本記事では、この1夜限りのコラボステージを振り返りつつ、3グループそれぞれの2025年の歩みと、今回のパフォーマンスが持つ意味を整理してみたい。

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今回のコラボは、同番組の「昭和100年名曲カバー」企画の一環として行われたもの。中西の伸びやかで安定感のあるボーカル、小泉の明るくはじける歌声、月足のキュートで力強い表現が、それぞれの個性を保ちながら1つのステージでバランスよく溶け合っていたのが印象的だった。サビでは3人のハーモニーがリズミカルに重なり、振り付けやカメラに向ける表情からも、楽しげな空気がしっかりと伝わってきた。SNSでも、「神コラボ」「最高でした!」「みんな可愛かった」といった声が見られ、このパフォーマンスが番組の中でも特に印象に残る場面の1つになっていたようだ。

今回の「年下の男の子」コラボが象徴的だったのは、異なるフィールドで活躍する3組が、1つの楽曲のもとに集まった点だろう。長い歴史と多彩な楽曲を武器に、アイドルシーンの中心に立ち続ける乃木坂46。ライブとSNSを軸にファンとの関係を深めてきた超ときめき▽宣伝部。そしてSNS発のバイラルヒットをきっかけに一気にスターダムを駆け上がり、『第76回NHK紅白歌合戦』への出場も決まったFRUITS ZIPPER。アイドルの在り方が多様化し、ファンの楽しみ方も細分化されているからこそ、この3組のメンバーが同じステージで肩を並べる光景には、今のアイドルシーンを映す説得力があったように感じられる。

中西、小泉、月足という3人が、キャンディーズの名曲を通して届けてくれた笑顔と歌声。年末の音楽特番で生まれた1夜限りの共演は、2025年のアイドルシーンを振り返る時に、多くのファンにとって忘れがたいハイライトとして記憶に残りそうだ。それぞれのグループがこれから先、どんなステージを見せてくれるのか。引き続き注目していきたい。

※▽はハートマーク

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