乃木坂46井上和・奥田いろはら『超・乃木坂スター誕生！』で美しい歌声を披露した5期生メンバー

まず、33rdシングル『おひとりさま天国』と36thシングル『チートデイ』で表題曲センターを務めるなど、5期生のエースとも言える活躍ぶりを見せている井上和は、歌唱力にも定評のあるメンバーだ。昨年開催された『超・乃木坂スター誕生！LIVE』では、ソロ曲としてDISH//の「猫」を披露したが、そのリハーサルで満足の行く歌唱ができず、涙を流すという場面もあった。しかし、そこから経験を積んで自信もついたようで、8月12日深夜の放送回では、奥華子本人と共に劇場版アニメ『時をかける少女』挿入歌の「変わらないもの」をデュエット。視聴者からは、「奥さんと和ちゃんの歌声感動しました」「ユニゾン素敵でした」「テレビでの初披露を見れて震えました」などの称賛の声が相次いだ。その透明感のある歌声は、井上の大きな武器の1つと言えるだろう。

また、歌唱力において、めきめきと成長を遂げている5期生メンバーとして岡本姫奈を挙げたい。9月9日深夜の放送回では、過去に同番組で「世界中の誰よりきっと」を披露して以来2年ぶりのソロ歌唱として、今井美樹の「PRIDE」を披露。透き通った伸びやかな歌声を披露し、新しい一面を見せた。岡本の歌唱を受け、中西アルノは、「いつも一緒にいる姫奈じゃない人でした」「今までに聞いたことないぐらい優しくて切なくて儚い声で、すごいびっくりしました」とコメントしていたが、番組を見ていたファンも彼女の魅力の増した歌声に驚いたのではないだろうか。

さらに、5期生の中で屈指の歌唱力を誇る奥田いろはにも注目だ。これまでに、乃木坂46の公式YouTubeチャンネルでストリートライブに挑戦したり、五百城茉央とのフォークデュオ「カフェオーレ」としてパフォーマンスしたりと、その美しい歌声をたびたび披露してきた奥田。9月16日深夜の放送回では、斉藤和義の名曲「歌うたいのバラッド」をギター1本の弾き語りで披露。伸びのある高音で見事に歌い上げ、SNSでは、「とても素敵なパフォーマンスだった」「いろはちゃんと歌うたいのバラッドは最高すぎる」「声の響きが心地良かった」など絶賛の声があがった。これからも、その唯一無二の歌声を活かした活躍を見せてくれそうだ。

今回紹介した顔ぶれ以外にも、乃木坂46の5期生には歌唱力に定評のあるメンバーが揃っている。11月開催のライブでは、5期生の11人全員がソロ歌唱予定ということだが、同番組を通して、彼女たちの歌声にスポットライトが当たる機会がさらに増えることを期待したい。