福山雅治『ウィッシュ』マグニフィコ王役に絶賛の声!初挑戦の分野で新たな魅力を発揮

2023.12.21 20:00
福山雅治『ウィッシュ』マグニフィコ王役に絶賛の声!初挑戦の分野で新たな魅力を発揮サムネイル画像!
福山雅治/(c)E-TALENTBANK

現在公開中の、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念のミュージカル映画『ウィッシュ』で日本版声優を務めている福山雅治。今作がミュージカル初挑戦ということだが、そのクオリティの高い歌唱シーンがSNSでも話題となっている。本記事では、“ディズニー史上最恐のヴィラン”を熱演した福山への反響を取り上げつつ、彼が見せた表現者としての新たな一面に迫りたい。

【関連】福山雅治、映画『ウィッシュ』でヴィラン役を熱演!大河ドラマ以来の“声枯れ”を明かす「すごくエネルギーを使う役柄」

今年はTBS系の日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』で、アメリカから期間限定で交換留学生として来日した全盲のFBI特別捜査官・皆実広見を演じ、反響を呼んだ福山。現在公開中の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』では主題歌「想望」を手がけ、作品の世界観に寄り添った歌詞や切ない歌声が“泣ける”と話題を集めており、福山のアーティストとしての表現力の高さがうかがえる。

そんな福山が今回挑戦したのが、ディズニー最新作『ウィッシュ』に登場するキャラクター“マグニフィコ王”の日本版声優だ。同作は、願いが叶う魔法の王国で暮らす少女・アーシャが、すべての“願い”は魔法を操るマグニフィコ王に支配されているという真実を知ってしまい、国民たちの願いを取り戻すために立ち上がるというストーリー。アーシャを演じる生田絵梨花と同様に、オーディションを経て起用に至ったという福山は、ジャパンプレミアに登壇した際には、「これは結構プレッシャーだなと思ったんですけれども」と心境を明かしつつ、「やりきることが最大のご恩返しといいますか、礼儀といいますか」「思いきりやらせていただきました」と語っていた。

マグニフィコ王について“すごくエネルギーを使う役柄”だといい、「大河ドラマ以来ですよ、声が枯れたのは」とも振り返っていた福山。そんな声が枯れるほどの熱演に対し、映画を観たSNSユーザーからは「悪役の中で1番好きになりそう」「めっちゃ福山雅治がハマり役で凄かった」「歌と歌の間のセリフが自然すぎる」などの絶賛の声が多くあがっている。これまで数々の作品で経験を積んできた福山の演技力、そして、マグニフィコ王のソロ楽曲「無礼者たちへ」などで見せた高い歌唱力が、ヴィランでありながらもカリスマ性や自分なりの正義感を併せ持つマグニフィコ王の感情を見事に表現し、役の魅力を高めたと言えそうだ。

ミュージカル初挑戦ながら、魅力的なヴィランを演じきった福山。自身のラジオ番組の中でも、今作への出演を「素晴らしい体験」と振り返っており、福山の表現者としての歴史に残る作品の1つとなったことがうかがえる。来年1月19日には、自身が初の映画監督を務めたライブフィルム『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』の公開も予定されており、今後もその多彩な活躍に期待が高まる。

関連ワード

web:172.30.1.100