AKB48卒業発表の岡部麟、キャプテンを経験＆舞台女優としても活躍でグループを牽引

11月7日に27歳の誕生日を迎えた岡部は、自身の誕生日の報告とともに卒業を発表。今年は柏木由紀や本田仁美、浅井七海といったメンバーらが卒業を発表しており、AKB48はまさに卒業ラッシュを迎えている。Xには「AKB48に加入して10回目の誕生日 この10年の出会い、思い出、決断、経験、全て宝物です。この宝物があれば、どこへ行っても…1人でもきっと大丈夫。私もついにこの言葉を言う時がきました。グループのためにも…自分の未来に向かって新しい道に足を踏み出したいと思います！」と報告し、「もう少し経ったらまた嬉しい報告もみなさんにできると思うので、そちらも是非楽しみにしてくれたら嬉しいです」と今後の活動についても予告した。SNSでは「長い間のアイドル生活お疲れ様でした」「一人の芸能人として羽ばたいて欲しい」「最後まで麟ちゃんらしくがんばってください」といった声が寄せられており、多くのファンが卒業を惜しんでいるようだ。

2014年の「AKB48 Team8 全国一斉オーディション」に茨城県代表として合格した岡部。2017年にリリースされた50thシングル『11月のアンクレット』で初のシングル表題曲選抜入りを果たすと、以後3作連続で表題曲選抜メンバーを務めるなどグループの中心的存在となった。また、茨城県の“いばらき大使”であり、“日立ふるさと大使”でもある彼女は国内最大規模の観光キャンペーン「茨城デスティネーションキャンペーン」をリポートするなど、精力的に茨城の魅力を発信。さらに、舞台『鋼の錬金術師』ではウィンリィ・ロックベル役、ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』ではウェンディ役を務めており、舞台女優としても活躍するほか、フジテレビ系『ライオンのミライ☆モンスター』のMCを務めるなど、多岐にわたって活躍してきた。

約9年にわたりグループの第一線で活動してきた岡部に対して、SNSでは、同じくTeam8として活動してきた小栗有以が「りんちゃんお誕生日おめでとう」と岡部との2ショットを投稿し、「これからいっぱい思い出つくろうね！！」とコメント。また同時期の卒業を発表している小田えりなは「いつもありがとう」と感謝を綴り、岡部もまた「私にまで光を照らしてくれる神様！おだえりが隣にいる時はいつも笑顔でいられたよ！卒業の時期はお互い春という事で…この先不安だらけでも仲間がいるなら心強いや！AKBの思い出の大部分を占めている大好きで最高の仲間」と語るなど、Team8の絆は現在でも続いているようだ。

自身のInstagramにて「グループを旅立つ2024年の春まで、変わらずアイドル岡部麟の応援よろしくお願いします」とメッセージを綴っている岡部。卒業後の活動についてはまだ発表されていないものの、AKB48として培ってきた多彩な個性を武器に活躍していくことだろう。まずは卒業までの残された期間をしっかりと見届けたい。