AKB48小栗有以、話題の新曲で堂々のセンター!“自分らしく”輝き続ける王道アイドルとしての魅力
AKB48の62ndシングル『アイドルなんかじゃなかったら』は、「アイドルなんかじゃなければ 好きだと伝えられるのに」といった、“恋するアイドル”をテーマにした歌詞が発売前から大きな話題を呼んだ。小栗は同シングル表題曲で、2018年リリースの52ndシングル『Teacher Teacher』以来5年ぶり2度目となるセンターを務めている。ファンからは“王道アイドル”と称されることも多い小栗だが、同曲のMVでは、「燃えるような恋をしてみたいけれど 今じゃないってきっと神様が言ってるわ」という歌詞と共に切ない表情を浮かべるシーンなどが描かれ、コメント欄には、「王道を突き進んできたゆいゆいがセンターだからこそ輝く楽曲」「ゆいゆいセンターが説得力増してる」などの絶賛の声が寄せられていた。
現在はAKB48のエースとも言える活躍ぶりを見せている小栗だが、同グループのメンバーである柏木由紀は12歳でデビューした当時の彼女について、“目立たないメンバーだった”とテレビ番組の中で振り返っている。小栗本人も、加入直後は選抜システムへの戸惑いや、選抜メンバーに入れないことへの焦りがあったと明かしており、そうした中で、自身に影響を与えたのが、ファンからの“ゆいゆいらしくいたら大丈夫”というあたたかい言葉だったという。小栗は、「意識してたことは、ネガティブなことを思わない」「『なんで私じゃないの?』とか。『なんで私ここのポジション?』そういうのは言ってきませんでした」とも話しており、与えられたポジションで“自分らしさ”を意識して活動し続けた結果、初のセンター抜擢に繋がったそうだ。現状をポジティブに捉え、ひたむきに努力を積み重ねるという姿勢が、『アイドルなんかじゃなかったら』での2度目のセンター起用にも繋がったのではないだろうか。
そんな小栗のポジティブさは、AKB48メンバーと一般応募者による新たなグループを立ち上げるためのオーディション『OUT OF 48』への挑戦からも感じられる。小栗は同オーディションで最終審査まで残ったものの、惜しくも落選という結果となった。しかし、終了後のインタビューでは“参加してよかった”と心境を明かしつつ、「今までの活動では得られなかったものを沢山得ることが出来て、吸収があって」と前向きにコメントしている。さらに、同オーディションの合格者で結成された7人組グループ「UNLAME」にも触れつつ、「その7人に負けないくらい、48グループもまだまだ進化し続けていきたいなと思ってる」と、AKB48への決意を新たにするという頼もしい姿も見せていた。
“与えられたポジションで努力する”という姿勢、そして『OUT OF 48』への参加で培った経験をもって、センターという場所でも自分らしく輝く小栗。“王道アイドル”としてさらに成長を見せてくれるであろう彼女のこれからの活躍にも、ぜひ注目していきたい。