上白石萌歌、注目度大の新ドラマ『パリピ孔明』に出演!親和性の高いシンガー役での新境地に期待
9月27日より放送スタートのドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)に出演する上白石萌歌。“adieu”名義でアーティストとしても活躍する彼女が駆け出しのシンガー役を演じることから、役との親和性の高さにも注目が集まっている。本記事では、そんな同作の注目ポイントを紹介しながら、上白石が今作で見せてくれそうな“新境地”を考察したい。
まもなく初回放送を迎える『パリピ孔明』は、累計発行部数160万部を突破した、『ヤングマガジン』(講談社)で現在も連載中の人気同名コミックをドラマ化した作品。三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井理)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す少女のため、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリーだ。向井演じる諸葛孔明のビジュアルに加えて、アヴちゃん(女王蜂)や、関口メンディー(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)といった豪華なアーティストらの出演も話題を呼び、SNSでは放送前から「パリピ孔明マジで楽しみすぎる」「最高のキャスティング」「パリピ孔明の期待値やばいな」などの声があがっていた。
そんなインパクト抜群の本作で上白石が演じるのは、シンガー・ソングライター“EIKO”として活動しながらも、競争心が弱い故に、なかなか才能を羽ばたかせずにいる少女・月見英子だ。上白石は、公式コメントの中で英子を“とても好奇心旺盛でチャーミングな人物”と表現した上で、オファーを受けた際には“あまりに自身とかけ離れているのでは”と感じたことも明かしている。その一方で、「彼女の持つひた向きさや愛くるしさにどんどん虜になり、彼女のことをもっと知りたい、愛したい、という気持ちになりました」と役に対するリスペクトを語ったほか、役作りのために人生初のヘアブリーチにも挑戦したといい、英子を演じることに対しての強い思いがうかがえる。
そんな上白石だが、彼女自身も“adieu”名義でアーティストとしても活躍しており、今年8月26日には渋谷WWW Xでワンマンライブ『adieu coucou-夏のつどい-』を開催するなど、精力的な音楽活動を行っている。過去にも、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で歌うことが大好きなヒロインの妹・比嘉歌子を演じ、役柄名義で楽曲も配信リリースしている上白石。アーティスト活動で培ってきた表現力や歌唱力が女優業にも還元されていると言えそうだ。
なお、今作での英子のメイン曲『DREAMER』は、幾田りらが作詞・作曲を担当。幾田は公式コメントにて、「私は萌歌ちゃんの歌声が本当に大好きで、まず自分の作った楽曲を萌歌ちゃんの声で聴けるなんて…という感動がすごくありました」と嬉しい心境を明かしたほか、同楽曲は自身や上白石、そして英子の人生にリンクするような楽曲になったとも語っている。放送に先立って公開された同曲の歌唱映像には、「萌歌ちゃん!真骨頂ですね!」「中毒性すごい」「adieuの歌が大好きですが、英子の声や歌いかたも良いなぁ~」といった反響があり、彼女の歌声が作品をどのように彩るのか、期待が高まる。
女優、そしてアーティストとしても多彩な活躍をしてきた上白石にとって、その両方の経験を活かせるドラマ『パリピ孔明』は、彼女の代表作になり得るかもしれない。本作への出演をきっかけに、さらなる活躍を見せてくれそうな上白石に注目だ。