乃木坂46、5期生・井上和がセンターの33rdシングルはフレッシュな新世代が躍動する意欲作に
今年5月には長らくグループを牽引してきた齋藤飛鳥の卒業コンサートが行われるなど、世代交代が進んだ印象のある乃木坂46。前回の32ndシングルから1・2期生不在の新体制となっており、今回のシングルについても、SNSでは多くの予想が巻き起こったが、センターには5期生から初めて井上が選ばれるという結果となった。他にも3期生の伊藤理々杏が10作ぶりの選抜入り、同じく3期生の中村麗乃と5期生の池田瑛紗が初の選抜入りを果たすなど、フォーメーションには大きな動きもあり、ファンからは「れのちゃん初選抜おめでとう!!!!」「理々杏の復帰もめっちゃ嬉しい」「文句なしの布陣」といった喜びの声が寄せられた。
8月10日には、リリースに先駆けて、表題曲「おひとりさま天国」のMVがYouTubeにて公開された。今回のMVは、メンバーが「おひとりさま」を満喫することをテーマに、それぞれの趣味趣向が反映された内容になっており、本人の私物がセットに飾られているメンバーもいるという。YouTubeのコメント欄には「新しい形の乃木坂の未来はとっても明るいと思いました」「もっともっと乃木坂を応援したくなった」「これまでの乃木坂っぽさもありつつ、新しい何かを感じさせてくれる」といった声があがっており、今後への期待が膨らんだファンも多いようだ。センターの井上は、公式ブログの中で「めちゃくちゃライブ映えする楽曲で、この曲の持つ明るさに負けないようにパフォーマンスしなければとそればかり考えています」と語っていたが、同曲は乃木坂46の新たなキラーチューンとして広がっていくのではないだろうか。
また、現在開催中の「真夏の全国ツアー2023」でも披露され、8月17日にMVが公開されたアンダー曲「踏んでしまった」でセンターを務めるのが4期生の松尾美佑。TOKYO FMのラジオ番組『ベルク presents 乃木坂46の乃木坂に相談だ!』では清宮レイと共にパーソナリティを務め、32ndシングル『人は夢を二度見る』では初の選抜入りを果たすなど、注目度がアップしているメンバーだ。運動神経が良く、ダンス力にも定評があるメンバーだったこともあり、MVのコメント欄には「ダンス上手いしセンター映えするなぁ」「美佑ちゃんの高い表現力と、長い手足が生かされたダンスが前面に魅せられる楽曲」といった反響が寄せられている。9月29日からは3日間に渡って「乃木坂46 33rdSGアンダーライブ」が横浜アリーナにて開催予定だが、今後はこの楽曲が披露される機会も増えていきそうだ。
今回のシングルには、他にも遠藤さくらと賀喜遥香によるユニット曲「マグカップとシンク」や、グループの千葉県出身メンバーによるユニット曲「命の冒涜」など、バラエティ豊かな楽曲が収録される。新世代が存在感を増していき、さらにパワーアップした乃木坂46の成長に注目してみてはいかがだろうか。