WITHDOM、メンバー4人の“多彩な個性”が光るパフォーマンスの魅力「曲の中で各々が活きることを念頭に」

2023.8.10 17:00
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WITHDOM

京都発の4人組ボーカルパフォーマンスグループ・WITHDOM

今年5月に京セラドームでのプロ野球公式試合前セレモニーの国歌斉唱に抜擢され、7月10日に初の公式カバーアルバム「Somesing else」を発表し、国内外の様々なプレイリストにセレクトされた新曲「LOVE」を8月2日にリリースするなど精力的な活動を展開。さらに2024年1月には、グループ初となるZeppワンマンライブの開催も決定するなど、大きな注目を浴びています。

今回は、そんな彼らが考えるグループの強みや作品に対する思い、ライブのこだわりなどについてお話を伺いました。
 

【“WITHDOMらしさ”を意識した楽曲製作「メンバー1人1人が違う声色や個性を持っている」】

ーーWITHDOMはSMOOTHさん、Ryoさん、ROYさんというボーカリストと、ラッパー兼コーラスのSHVNYAさんで構成されるという、他のボーカルグループとは一線を画すユニットです。

楽曲を作られる際、3人の個性的なボーカリストのリードチェンジやパート割り、ボーカルグループとしてのラップの活かし方、4人の織りなすハーモニーなど、色々強みとなる要素や考える点があるかと思いますが、歌唱の部分において、どういうイメージ、意図をもって制作されていますか?
 
SMOOTHさん(以下:SMOOTH):元々WITHDOMは全員がソロのシンガーとラッパーだったので、各々が“1”としてやってきた4人でした。今は4人揃って“1”になります。WITHDOMの強みは、そんな経歴を持ったメンバー1人1人が違う声色や個性を持っていることだと思うので、曲の中で各々が活きることを念頭に置いているんです。

曲調はR&BやHIP HOPを軸にしていますが、コーラス感の強い曲もあれば、激しめのライブに特化した曲など、多種多様です。ジャンルレスで多様性のある楽曲作りを目指していますね。

【初の公式カバーアルバムリリースで感慨「自分達の夢の一つだった」】

Somesing else
Somesing else

ーー7月10日には、初の公式カバーアルバム「Somesing else」をリリースされました。WITHDOMはこれまでに多くのカバーをされてこられましたが、どのようなスタイル、あるいは心境でカバー楽曲に挑んできたのでしょうか。また、その中で、どのように“WITHDOMらしさ”を出して来たのかも併せてお聞かせいただければと思います。
 
Ryoさん(以下:Ryo):メンバーそれぞれが昔から大好きだった曲を公式でカバーすることは、自分達の夢の一つだったので感慨深いものがありましたね。

カバーをする上で考えたことは、前提として原曲の魅力をリスペクトの気持ちを込めて表現すること、そして、そこにWITHDOMらしさをどう表現していくかです。メンバー同士で何度も意見を交わしながら、リードチェンジや歌い回し、アレンジ、そしてハーモニーなど様々な事にこだわってレコーディングを進めていきました。

【3ヶ月連続配信の3曲は「新しいWITHDOMの魅力を感じてもらえる」】

LOVE
LOVE

ーーWITHDOMは、8月から3ヶ月連続配信シングルリリースを行う予定です。オリジナル楽曲のリリースは、今年3月にリリースされたフルアルバム「5:8」以来約5ヶ月ぶりとなりますが、3ヶ月連続でリリースされる楽曲の音楽的な方向性やその狙いを教えてください。
 
SHVNYAさん(以下:SHVNYA):3ヶ月連続配信シングルの3曲はそれぞれのサウンドや歌などが異なる色の曲です。それぞれ、過去にリリースされた楽曲とはまた違う新しいWITHDOMの魅力を感じてもらえる楽曲になっていると思いますね。

楽曲制作期間が、ライブでの規制など情勢が変わってきた時期でもあったので、その時々の感情を歌詞やメロディに反映した3曲にもなっています。
 
ーーまた、先月リリースされた公式カバーアルバム「Somesing else」は、3ヶ月連続配信シングルの楽曲に音楽的影響を与えましたか?それはどのようなものだったのでしょうか?
 
ROYさん(以下:ROY):先ほどRyoも言っていましたが、公式カバー楽曲に対しては原曲への尊敬とその曲の良さを大切にしながら、ボーカルグループらしい歌い回しやコーラスワークなど自分達らしさを加えることを意識し、制作しました。

そして、ある意味では、カバー楽曲をWITHDOM自身の楽曲としてリリースをさせていただいたその制作過程で、原曲からサウンド感や歌などの音楽的な様々な要素や魅力を学ぶことも出来ました。それを、新しい知識や感覚として、自身の楽曲制作にも多角的に反映出来たという良い側面がありましたね。
 
ーー3ヶ月連続配信シングルの第1弾となる8月2日リリースの「LOVE」について、どんな楽曲なのか教えてください。また、完成した際にはどんな感想を持ちましたか?
 
SMOOTH:「LOVE」はジャケット写真で描いた“海外のHigh wayとモーテル”という情景がイメージで、“夜の営み” を比喩表現した大人の男女の恋愛がテーマの楽曲です。

甘くて素敵なMaria Segawaさんのビートに対して、大人の余裕を感じさせるメロディーを意識して作曲し、歌詞も子母音が気持ち良い所を突けるよう作詞しました。

曲が完成して思ったのは、ライブで歌う“大人”な僕たちの雰囲気を肌で感じて欲しいと思ったのと、BGMやドライブとかでも聴いて欲しいな、という気持ちでしたね。

【「メンバー4人が熱い思いを伝えるライブ「必要不可欠な場所ですね」】

WITHDOM
WITHDOM

ーー3月にリリースしたフルアルバム「5:8」のリリースツアーは、東京、大阪、愛知、福岡、京都と5大都市での公演が全てソールドアウトとなりました。以前にも増して、WITHDOMのライブ人気が高まってきているように見えますが、皆さんにとってのライブの位置付けはどのようなものでしょうか?
 
ROY:僕らの音楽性を体現するうえで必要不可欠な場所ですね。

ライブ会場ならではの一体感のある曲やサブスクリスナーが好むような曲など、ジャンルレスな曲を一つのショーとして体現出来るのが僕らの強みでもあるかなと思います。
 
ーーライブをする際、ステージで特に伝えようとしていることをそれぞれお聞かせ下さい。
 
SMOOTH:“幸せな時間”ですね。

やっぱりそれぞれ仕事とか学校とかで悩みもあると思うんで、自分達のライブに来て明日も頑張ろうって思ってもらえれば本当にそれが一番だと思います。
 
ROY:ライブが、足を運んでくれるみんなの労いや明日への糧になればと思っています。

個人的にはステージではその世界観に入るのでその曲が持つ色や意味を表現できるよう心がけていますし、メッセージソングなどは一人一人に届くようその曲の主人公になりきって歌っています。
 
SHVNYA:音楽で心と心が通じあう喜びと幸せを感じてほしいですね。

またMCという立ち位置でもあるので、初めてライブを見た人でもその空間の一員になれるように手拍子やフリなどをわかりやすく伝える努力をしています。
 
Ryo:ステージに立って歌えること自体、ライブに足を運んでくれるみんながいてはじめて成立するものなので、いつも感謝の気持ちを持って歌っています。

普段から支えてくれているみんなにライブでしか感じれないものをこれからも届けていきたいです。
 
ーー毎公演ソールドアウトする人気のコンセプトフルバンドライブ「SUITS」のVol.12が、11月に横浜、12月に大阪と初のツアーとして開催されます。フルバンドでのライブとトラックライブでは、音楽、歌のアプローチなどどんな違いがあるのでしょうか?また、「SUITS Vol.12」に対しての意気込みも教えて下さい。
 
Ryo:フルバンドになることでステージに立つバンドメンバーのエネルギーも加わり、迫力が増すライブになっていると思います。バンドならではの曲中のアレンジや、自分達のパートの歌い回しにもアレンジを加えているので、トラックライブとはまた一味違ったものになるんですよ。

今回「SUITS Vol.12」は初めて横浜でも開催するので、関東のファンの方にバンドで歌う僕たちの魅力を感じてもらえる機会があることが嬉しいですね。

12回目の開催ですが「SUITS」は回を重ねるたびに進化していっているので、自分達自身もその進化を楽しみながら、来てくれる方に幸せな時間を届けたいと思っています。

【グループ初の挑戦に意気込み「最高のステージで勝負したい」】

ーーそして、来年、2024年1月27日にはWITHDOM初のZepp Nambaでのワンマンライブが控えています。少し先の話にはなりますが、現時点での意気込みや気持ちを聞かせて下さい。
 
SHVNYA:WITHDOM自身最大規模の会場でのワンマンライブですので、今の僕たちの最高のステージで勝負したいと思っています。今まで培ってきた音楽力やステージング、歌や舞台に込めた想いなどを、見て、感じてもらって、皆さんを魅了したいですね。

この日に向けて色々な準備が進んでいて、今からワクワクしています。皆さんの大切な人生の一ページになれるよう、そして僕らにとっても新しい始まりの1ページを刻めるよう、全身全霊で臨みますので、ぜひ期待していて欲しいです。
 
ーー最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。
 
SMOOTH:いつもWITHDOMの応援をありがとうございます。

僕達の楽曲を聴いてもらって、1人でも多くの方にライブ会場でお会い出来たらと思います。
一緒に夢の舞台まで走っていきましょう!

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3ヶ月連続配信シングルリリース、「SUITS Vol.12」の初ツアー、そして自身最大規模となるZepp Nambaでのワンマンライブに向けて走り続けるWITHDOM

自分たちの“強み”を十分理解しながらの楽曲制作や、ライブで観客を魅了し続ける彼らの今後に大きな注目が集まりそうです。

<WITHDOMリリース情報>

3ヶ月連続Digital Single Release第一弾「LOVE」各サイトで配信中。

<WITHDOMライブ情報>

【関西三都市三ヶ月連続単独ライブ】
8月19日(土)和歌山LIVE HOUSE SHELTER、9月16日(土)神戸VARIT、10月14日(土)京都MOJO
WITHDOM -PREMIUM LIVE- SUITS Vol.12】
11月23日(木・祝)神奈川・横浜MMブロンテ、12月3日(日)大阪・グランドサロン十三
WITHDOM ONEMAN LIVE「STARDOM」】
2024年1月27日(土)@ 大阪・Zepp Namba

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