乃木坂46梅澤美波、メンバーから慕われる“新キャプテン”の姿と見据えるグループの未来
長らくグループを支えてきた秋元の卒業に伴い、秋元の跡を継ぐ形でキャプテンに就任した梅澤。就任後に更新された公式ブログでは、キャプテンという大役に大きな不安とプレッシャーを感じていたことを告白し、「守るものの大きさに改めて気づいた」とも吐露している。その一方で、苦悩の末に気持ちが前向きになったこと、秋元が卒業コンサートで話していた「生まれ変わってもまた乃木坂になりたいし、乃木坂のキャプテンを務めたい」といった言葉が強く心に残ったことも明かしており、「わたしも、この役目を終えるその日に この言葉を心から言えるように、務めたい」と決意を綴っていた。そんな梅澤の言葉を受けて、ファンからは「全メンバー、梅澤さんを支えてあげてくれ」「梅ちゃんなりのキャプテン頑張って!」「1人で抱え込まないでね」といった励ましのコメントが寄せられ、彼女がメンバーだけではなく、ファンからも愛される存在であることがうかがえる。
そんな梅澤は、グループのキャプテンとしてメンバーをまとめるだけではなく、『THE TIME,』(TBS系)に月曜レギュラーとして出演したり、舞台『キングダム』に楊端和役で出演したり、グループの外でも存在感を発揮してきた。また、3月末で『THE TIME,』のレギュラーを卒業した際には、後任の5期生・一ノ瀬美空について「笑顔が素敵で愛嬌があって、でも真面目でガッツがある子」と印象を語り、「何かあれば力になるし、この大きなチャンスを楽しんで頑張ってもらいたいです」とエールを送るなど、後輩を気遣う場面も。そんな梅澤を、4期生の筒井あやめは、自身が出演したラジオの中で、「オールマイティーになんでもこなせちゃう方」と評し、頼りがいのある人物だとした一方で、梅澤を支えたいという意気込みも語っていた。メンバー愛に溢れる梅澤は、その人望も厚いようだ。
なお、梅澤は副キャプテン時代、YouTubeのコラボ企画きっかけで先輩の白石麻衣とトークした際に、目指したいグループの未来について語っていたことがある。梅澤は、2018年に乃木坂46が『シンクロニシティ』で日本レコード大賞を受賞したことが、感動的な場面として記憶に残っているとした上で、「その場を知ってるメンバーが減って来た」「なので、後輩たちにもそういう気持ちを味わってほしい」「みんなが一致団結して輝いているようなステージにまたみんなで持っていけるようになったらいいなと思います」と意気込みを明かしていた。今はキャプテンとなり、多くのメンバーから慕われている梅澤であれば、目指す未来にたどり着ける日が来るかもしれない。
グループを長らく引っ張って来た1~2期生が全員卒業し、新体制となった乃木坂46。梅澤が秋元の背中を追いかけてきたように、今度は後輩たちが梅澤の背中を見て、グループを担う存在へと成長していくことだろう。これからもキャプテンとして立派な姿を見せてくれるであろう梅澤の活躍に注目したい。