山下美月『弁護士ソドム』変装が得意な“天音”役を好演!『舞いあがれ!』以降も続く女優としての活躍

2023.6.2 19:05
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乃木坂46・山下美月/(c)E-TALENTBANK

現在放送中のドラマ『弁護士ソドム』(テレビ東京系)に、主人公である詐欺加害者専門の弁護士・小田切渉(福士蒼汰)の仲間であり、変装を得意とする三木天音役で出演している乃木坂46山下美月。先日、6月12日から放送開始のドラマ『さらば、佳き日』(テレビ東京系)で、鈴木仁とダブル主演を務めることが発表されたことでも大きな話題を呼んだ。本記事では、話題作への出演が相次いでいる山下の、女優としての活躍にフォーカスしたい。

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乃木坂46の人気メンバーとして活躍する山下だが、近年は女優としての活躍も目覚ましい。その中でも、特に彼女の演技を多くの人が知ることになったのは、やはり今年3月まで放送されたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の存在が大きいのではないだろうか。山下は、ヒロイン・舞(福原遥)の幼なじみで、職を転々とする父を支えながらも、自らの夢を追いかけ、やがて幸せを掴む望月久留美を好演。物語の序盤から終盤まで登場するメインキャラクターの1人を見事に演じ切った。ドラマが最終回を迎えた際には、自身のInstagramで「全ての瞬間がきっと一生忘れることの出来ない宝物です」と振り返り、「またいつか朝ドラに戻ってこれる日が来るよう 私も精進して参ります」と意気込んでいた山下。初めての朝ドラ出演は、彼女にとって価値ある経験だったに違いない。

『舞いあがれ!』で女優として存在感を発揮した山下は、今年4月からはドラマ『弁護士ソドム』に出演している。同作は、周囲から「ソドム」と呼ばれる型破りな“詐欺加害者専門弁護士”の小田切渉が、弱者を食い物にする“詐欺加害者”の味方をして裁判で勝たせていくというリーガルサスペンス。山下演じる変装が得意な元結婚詐欺師・三木天音は、各回ごとに様々な姿に扮して登場するという役どころだ。公式コメントでは、山下は自身が演じる役を「中々癖の強い刺激的な役柄」とした上で、「可愛く愛らしいキャラクターにしたいと意気込んでおりますので、今作のスパイスとなるよう全力で演じたいと思います」と語っていた。

5月12日に放送された第3話では、がん治療専門クリニックを経営する医師・栗原浩二の弁護を担当した渉が、天音をナースとして病院に送り込み、栗原の悪事を公表することに成功した。中でも、ナース服を着た天音が栗原に、「先生、本当すごいですよね」「何か秘訣でもあるんですか?」と色仕掛けで迫るシーンには、視聴者から「服装や表情でどんな役にも染まれる美月ちゃんが本当にかっこよかった」「演技の緩急の差激しすぎて、美月の演技改めて凄いなぁ~と思った」といった称賛の声があがっており、山下の演技に磨きがかかっていることがうかがえる。

さらに山下は、6月12日から放送がスタートするドラマ『さらば、佳き日』で、鈴木仁とダブル主演を務めることも決定している。同作は『ひだまりが聴こえる』で人気を博した茜田千による同名漫画が原作。山下は、幼い頃から留守にしがちな両親に代わり、家事などをこなしてきたしっかり者で、保育園の先生として働く晃を演じる。晃は、絵本の出版社で働く3歳年上の桂一と、ある地方都市に新婚夫婦として引っ越してくるが、実は2人は兄妹だという秘密を抱えている…という複雑な役どころだ。山下は、公式コメントで「晃と桂一の関係をどう表そうと考える日々ですが、共に私自身も喜んだり苦しんだり、2人の日常の中に生まれる感情をすくい取っていきたい」と意気込みを明かしている。兄妹が互いを求め、惹かれ合っていくヒューマンラブストーリーである同作への出演は、山下にとっても大きな挑戦となりそうだ。

『舞いあがれ!』出演の勢いそのままに、今年も複数の作品に出演している山下。さまざまな役を演じる経験は、女優としてのさらなるステップアップにつながることだろう。今後の活躍にも注目だ。

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