主演ドラマ決定！目黒蓮『silent』『わた婚』の大ヒットを経て最注目の若手俳優へと成長

ドラマ『silent』では、手話と表情による繊細な演技が話題となった目黒。同作は『第31回 橋田賞』を受賞したほか、目黒自身も、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』での好演や、『silent』で聴覚障害という難しい役柄を演じきったことが評価され、単独でも新人賞を受賞した。授賞式で、目黒は『silent』の撮影について“本当に毎日いっぱいいっぱいだった”と苦労を明かした一方で、「そうやって作り上げた作品で、『感動したよ』とか『影響されてます』とか、そして今日のようにこういった賞をいただけて、本当に頑張って来てよかったなと思います」と喜びを語っており、同作への出演が、目黒の俳優活動への自信にも繋がったのではないだろうか。

そんな目黒が主演を務めた映画『わたしの幸せな結婚』は、5月11日の公式Twitterの投稿にて、観客動員数が200万人を突破したことが明かされ、これは2023年公開の実写映画作品では初めての快挙だという。今作で目黒は、心を閉ざしたエリート軍人・久堂清霞を演じており、作中で見せた高い演技力が「他の人の清霞は考えられないくらいとっても良かった」「表情の中に嬉しさや悲しさや怒りがすっごく表現されてて、とっても惹き込まれた！」と反響を呼んだ。さらに、東宝の映画公式YouTubeチャンネルで公開されたクランクアップ動画では、「ここで学んだことを無駄にせずに、今後にしっかり活かしていきたいなと思います」と涙ながらにコメントしており、映画単独初主演という大役を経験したことも、彼の今後の大きな成長へと繋がりそうだ。

勢いに乗る目黒だが、そんな彼の連続ドラマ単独初主演作となるのが、7月放送開始予定の『トリリオンゲーム』だ。同作は、目黒が演じる“世界一のワガママ男”の主人公・ハル（天王寺陽）と、佐野勇斗演じる“まじめで不器用なエンジニア”のガク（平学）が起業し、型破りな方法で1兆ドルを稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がるストーリー。プロデューサーである松本明子氏は、目黒について、“圧倒的な存在感と溢れ出る魅力は、あらゆる人の心を掴み仲間を増やしていく主人公そのもの”と語り、「それでいて目黒さんのその優しい瞳は、ワガママばかりの男の奥底に憂いと秘密を感じさせてくれます」とコメントを寄せている。これまでに目黒が演じてきた役とはかなりイメージの異なるキャラクターという印象だが、同作を通じて、俳優として新境地を見せてくれることだろう。

次々に話題作へ出演し、それぞれの作品での経験を糧に、演技を磨き続けている目黒。初の単独主演ドラマとなる『トリリオンゲーム』に対しては、早くもSNSから「めちゃくちゃ楽しみ」「今までとはまた違うめめが見れるの ワクワクします」と期待の声が多数あがっている。同作での活躍に加え、1人の俳優として成長し続ける彼の今後にも、ぜひ注目していきたい。