“最高峰”音楽ライバー10組が「Music Wave 〜Winter Festival〜」に集結!個性輝くステージで観客を魅了

2023.4.21 11:00 PR

ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が、1月24日、東京・渋谷のライブハウスWWW Xにて「Music Wave 〜Winter Festival〜」を開催した。

大寒波が日本列島を襲うというニュースの通り、厳しい冷え込みだったライブ当日。集う人皆が口々に「寒い」という言葉を連発していたこともあり、MCのお笑いコンビ・クマムシ長谷川俊輔の定番ネタ「あったかいんだから~」のフレーズが大活躍した日でもあった。

もし、この日のイベントを一文字で表すとしたら「熱」という漢字が一番しっくり来るだろう。

イベント会場の盛り上がりはもちろんのこと、「熱」は昨年から既に発せられていた。なぜなら、この日のステージは、2022年11月29日から12月12日までの期間、2度にわたって行われた「17LIVE」アプリ内配信の予選を勝ち抜いた上位10組だけが辿り着いた特別な場所。イチナナライバー(ライブ配信者)とリスナー(ライブ配信視聴者)が力を合わせて激戦を繰り広げ、勝ち取った“夢のステージ”だったのだ。

そんなバックグラウンドもあり、当日は各出演者の気合いも十分。アプリ内の配信で応援してきたリスナーが、リアルなステージでのパフォーマンスを観ることが出来る貴重な機会であり、開演前から会場は期待感に満ち溢れていた。これこそ、リアルライブイベントの醍醐味だろう。

そんな熱気が会場に立ち込める中、夢のライブがスタートした。

■空子(くうこ)

空子(くうこ)
空子(くうこ)

イベントのトップバッターを飾ったのは、この日鹿児島から上京し、参戦したシンガーソングライターの空子(くうこ)。応援してくれるファンの人たちへの感謝を込めて、このイベントの為になんと3日で書いたというオリジナル曲の「鳶(とんび)」を披露した。

空子は、見ているこちらまで頬が緩むほどの優しい笑顔が印象的な癒し系シンガー。その笑顔と透き通った声質、爽やかなメロディラインが見事に合わさり、心の奥まで、彼女の思いが伝わってくるようだった。

南国・鹿児島の青空と暖かな柔らかい風を、大寒波で冷え込む渋谷の会場に運んでくれた空子。このステージに立てたことへの感謝と喜びを噛みしめながら歌う姿に、イベント開始から会場は爽やかな空気に包まれた。

このイベントでは、パフォーマンス後に各イチナナライバーとMC・クマムシ長谷川とのトークもあったが、空子はそこで「あったかいんだから~」を長谷川と共演。とびきりの笑顔を見せていた。

■まっきーな

まっきーな
まっきーな

2番目の出演となったのは、ニューヨーク大学への留学経験を持ち、オフブロードウェイのミュージカルに出演、メディアからも高い評価を得たという華麗な経歴を持つ、シンガーのまっきーな

まっきーなは、1曲目にQUEENの「We will rock you」を選曲し、あの有名なドラムイントロに乗せ、赤いスパンコールのパンツとジャケットで堂々と登場した。その大きな存在感はWWW Xがまるでスタジアムのように感じられるほどで、会場もその様子に手拍子で応えていた。

見事に会場の雰囲気を自分のものにした後は、同じくQUEEN・フレディ・マーキュリーの名曲「I was born to love you」を披露。サポートバンドの重厚な演奏に乗せて、パワフルなステージングを繰り広げた。

その後のトークでも、動物愛護の活動について語るなどして、長谷川を唸らせていた彼女は、大きなスケールのキャラクターを遺憾なく発揮。まさに、様々な個性と出会える“17LIVEならでは”のステージだったと言えるだろう。

■サックスさっこ

サックスさっこ
サックスさっこ

続いて登場したのは、サックスさっこ。国立音楽大学でクラッシックサキソフォンを学び、卒業後はポップス・ジャズ・フュージョンを学んだというサックス奏者だ。

ハットとジャケットのシックな装いで登場したサックスさっこのステージは「ルパン三世愛のテーマ」でジャジーにスタートした。スカッとした人柄がそのまま出たような明るい音色と多彩なフレーズで、都会的で大人っぽい響きのアリシア・キーズのR&B曲、疾走感に溢れるMrs.GreenappleやUNISON SQUARE GARDENといった男性ロックバンドなどの楽曲を、インストゥルメンタルで披露。

ボーカルがない楽曲ながらも、時にはマイクを持って会場を煽り、オーディエンスを一時も飽きさせない熱いステージを繰り広げた。

■沖野惇(GENSEKI)

沖野惇(GENSEKI)
沖野惇(GENSEKI)

4番目の出演者は、ロックバンド・GENSEKIのVo&Gtを担当する沖野惇

父親が経営する設計会社から借りてきたという工事用のヘルメットを被って登場した沖野は、バンドのオリジナル曲「ミッションベイビー」を耳に残る独特な声質で歌い上げた。

そのアメリカンスタイルの王道ギターロックと、サビでの「ミッションベイビー」の連呼がノリを生み出し、会場をどんどん盛り上げていく。ライブ経験を積んできた事がうかがえる余裕のステージングは、分厚いバンドサウンドにも全く負けない力強いもので、サポート陣と一体となり迫力のサウンドを生み出していた。

そして、この日は配信でよく行うという、即興作曲をステージで行う場面も。その場で客席より募った「ごまだんご」「土木作業員」をお題に、即興ソングを披露するという天才的なスキルは、会場を驚かせていた。

■Yuuki

Yuuki
Yuuki

5番目に登場したのは愛知県出身で、現在は東京を拠点に活動するYuuki

Supercellの「君の知らない物語」を、広がりのある低音に繊細なビブラート、力強いハイトーンとメリハリを効かせたダイナミックな唱法で、一つ一つのフレーズに心を込めて歌う。そのパフォーマンスは、全身で音を感じ発声するような、“心の底から歌が好きだ”という事が伝わるものだった。

色々な世代の楽曲を歌う配信をしているというYuuki。今回のようなリアルのライブ経験を積むことで、より世界が広がっていくであろう可能性を見せてくれた。

■ゆたたん

ゆたたん
ゆたたん

3歳になる娘を育てながら配信をしているママライバーのゆたたんが6番目に登場。

この日が生まれて初めてのライブだというゆたたんは、難易度の高いOfficial髭男dismの「Subtitle」に挑戦し、はかなさを醸し出すオーラと曲の切なさが強者揃いのイベントにフレッシュな風を吹かせた。

また、同曲はフジテレビ系のドラマ『silent』の主題歌としても有名だが、今回の選曲はドラマの影響ではなく、ゆたたんは大きな話題となった『silent』自体も観ていないとのこと。また、観客の多くもドラマを観ていないということが分かり、配信を見るのに忙しくテレビを見る時間がないイチナナライバー&ユーザーが集う空間ならではの“あるある”だったようだ。

彼女はこの日のステージについて「歌が上手い人の中で歌うのは恥ずかしかったが楽しかった。また出たい。」とコメント。そのチャレンジ精神にイチナナライバーのタフさが垣間見られた。

■りさ

りさ
りさ

7番目に登場した“りさ”は、本格的な“歌うまシンガー”だ。元銀行員という異色の経歴と、豊かな声量を武器に、日本テレビ系『歌唱王〜全日本歌唱力選手権〜』や、テレビ東京系『THEカラオケ★バトル』にも出演経歴を持つ。

そんな彼女は、伊藤由奈の「Endless Story」、MISIAの「アイノカタチ」というスケールの大きなバラードを披露。見事な歌唱力、凄腕バンドとのアンサンブルで、会場を包み込んだ。

銀行員という安定した職を辞してまで「一度だけの人生、好きなこと、夢を追いかけたい」と語った彼女の歌が、聴く者の心を揺らしたひと時だった。

■苅谷なつみ

苅谷なつみ
苅谷なつみ

次にステージに上がったのは、名古屋市出身のヴァイオリニスト・刈谷なつみ。

愛知県立芸術大学音楽学部器楽科博士課程を首席で卒業し、皇室関係者の前での演奏や、嵐・関ジャニ∞などのツアーサポート、フィギュアスケーター鈴木明子との共演などのキャリアを持つ実力派だ。

ヴァイオリンという楽器の音をいかに響かせるか追求してきたであろう彼女の弾くMISIA「Everything」は、これまで聴いたことのないような美しい旋律を持つ、独自の表現で奏でられた。

また、次のクラシック楽曲「チャルダッシュ」では、心の奥に訴えるゆったりしたフレーズから入ったかと思うと、超絶技巧フレーズへと移行。まるで弦が生き物かのように動き続け、その音色とテクニックは客席を揺らしていた。

■鈴木龍二・Martin

鈴木龍二・Martin
鈴木龍二・Martin

そして、満を持して登場したのは、鈴木龍二。時にパワフルなドラムを叩きながらオリジナル曲を歌い、熱いメッセージを届けるパフォーマーで、このイベントの常連、17LIVEの音楽ライバーの代表的な存在でもある。

客席からの期待が否が応でも高まる中、エレクトロサウンドとラップスタイルのボーカルからステージをスタートした鈴木は、その後ステージ下手のドラムセットに座り、ソロを挟む。

そして、底抜けにポジティブなエネルギーとサービス精神でX JAPANの「紅」をバンド演奏と共に披露。同曲は彼の十八番であり、そのクオリティとエネルギーは本家であるX JAPAN・YOSHIKIにも褒められたことがあるほどだ。

最後は、イチナナを通じて人生を切り開いてきた彼のテーマソングとも言えるオリジナル曲「Change My Life」を熱唱。その才能とエネルギー、人を虜にするど派手なパフォーマンスは会場全体を驚かせていた。

鈴木は、これからも音楽ライバーとして、応援してくれる人たちと一緒に夢を叶える場所である17LIVEを盛り上げてくれるに違いない、そう思わせてくれるステージだった。

■澤口優聖

澤口優聖
澤口優聖

10組の個性、才能が集結した「Music Wave 〜Winter Festival〜」。本イベントの名誉あるトリを飾ったのは、札幌市出身の20歳・澤口優聖だ。

2歳から演歌を習い始め、テレビ東京系『THEカラオケ★バトル』にも出演。若干20歳にして、ヴォーカルスクールも運営し、指導するなど早熟の才能を持ち合わせた澤口は、高い歌唱力で幅広い活動を行なっている。

注目のステージでは、R&Bテイストの「REAL LOVE」、最新楽曲「My Dream」と今の音楽トレンドをしっかり押さえたクオリティの高いオリジナル楽曲を2曲披露。一見クールに見える澤口だが、歌に込められた熱い想いが感じられる歌唱だった。

そして、最後は澤口が長いキャリアを持つ演歌スタイルに一転。山内惠介「唇スカーレット」、氷川きよし「限界突破サバイバー」を生バンドをバックに熱唱し、見事にイベントを締めくくった。

“最高峰”音楽ライバー10組が集結した「Music Wave 〜Winter Festival〜」

普段、画面に向かって歌い演奏する音楽ライバーたちが一堂に集結、その生の音を思う存分解き放ち、ファンと共有する貴重な機会である「Music Wave」。2023年1回目の開催である今回のイベントでは、出演者たちがその個性を輝かせたステージを見せてくれた。

ジャンルは多様だが、出演者はほぼ全員が日頃から音楽活動を行っている。それと同時に、日々配信で鍛えられている、ライバーならではのチャレンジ精神、一瞬たりとも観る者をダレさせてはいけないという緊張感、常に感謝を伝える姿勢…これらの独特なスキルを持ち合わせていると言えるだろう。

“音楽ライバー”という新しいジャンルがあるのだとしたら、今回のイベントはそのジャンルの最高峰の者たちが集ったものだったのではないだろうか。

また、この日のステージは、様々な音楽シーンで活躍する凄腕メンバーで結成されたサポートバンドによる生演奏で行われた。一線級の仕事をしてきた百戦錬磨のプロミュージシャンの演奏に乗せて自分たちの想いを観客に伝えるという、音楽活動をする者にとってこれ以上ない経験と成長の機会を得られたに違いない。

日々の配信、そして、生でしか体験できない瞬間。これからもこの二つのフィールドから、新しい感動を味わってみてはいかがだろうか。

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