松村沙友理・長濱ねる・齊藤京子が春の新ドラマに出演!女優として輝きを放つ坂道卒業生
まず、松村沙友理は、恋愛不器用こじらせアラサー女子と距離感バグ年下男子によるラブコメディ『やぶさかではございません』(テレビ東京系)で主演を務めている。松村が演じる主人公・不思議麻衣は、多くの資格を持つ“しごでき女子”だが、初恋のトラウマで恋愛に臆病になってしまっているという役どころ。そんな麻衣が、カフェの同僚で人との距離感近めな年下男子・上下亮(駒木根葵汰)と、お互いを“観察”し合う関係となり、少しずつ惹かれ合っていくというストーリーだ。作中では、亮から“壁ドン”や突然のキスといった積極的なアプローチを受け、胸のときめきを抑えきれず戸惑う麻衣を好演しており、これまでにドラマ『ショジョ恋。』(フジテレビ系/2023年)や『焼いてるふたり ~交際0日 結婚から恋をはじめよう~』(読売テレビ・中京テレビ/2024年)など、恋愛を主題にした作品で培ってきた演技力が発揮されていると言えるだろう。
また、長濱ねるは、ドラマ『いつか、ヒーロー』(ABCテレビ・テレビ朝日系)に出演中。同作は、元児童養護施設職員の主人公・赤山誠司(桐谷健太)が、夢や希望を失って絶望の淵に立つかつての教え子たちと手を組み、腐った巨大権力を相手に立ち向かっていく勇気と愛の物語で、長濱が演じているのは赤山の教え子の1人・樋口ゆかりだ。過酷な介護職に苦労し、人生に諦めを感じていたゆかりだったが、赤山との再会を機に、彼のバディとして教え子探しや復讐計画に協力することになる。第1話では、20年ぶりに赤山と再会したゆかりが、子供の頃に抱いていた通訳になるという夢も叶わず、生きていくだけで精一杯だと涙を流すシーンが描かれ、視聴者からは、「ギャップ凄くて違う人に見えた」「迫真の演技」「桐谷健太さんと長濱ねるさんの演技がすごくて、1話から引き込まれました」などの声があがっている。“不屈の復讐エンターテインメント”と謳う同作で、長濱の女優としての新境地が見られそうだ。
そして、昨年日向坂46を卒業したばかりの齊藤京子は、4月29日深夜より放送予定のドラマ『あやしいパートナー』(MBS/TBSドラマイズム枠)で、八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)とダブル主演を務める。同作は、最低な出会いをした敏腕検事と司法修習生のピュアな恋模様を主軸に、ある事件を巡ってミステリー要素も交錯する新感覚のサスペンス×ラブコメディ。齊藤は、八木演じるキレもの検事・立石春斗を破天荒な行動で困惑させる司法研修生・宮下さくら役を務める。コミカルな掛け合いからロマンスの進展、サスペンス要素に関わるシリアスな演技まで、幅広い表現力が求められる役どころと言えそうだ。これまで主演ドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日系/2023年)や『いきなり婚』(日本テレビ系/2025年)などで積み上げてきた経験が大いに活きることだろう。
春ドラマでは、それぞれ重要なポジションで作品を支えている坂道卒業生。ドラマの展開と共に、物語に彩りを添える彼女たちの演技にもぜひ注目してみてはいかがだろう。