今田美桜『あんぱん』放送がいよいよスタート!明るくパワフルなヒロイン・のぶの好演に期待

2025.4.4 20:00
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今田美桜/(c)E-TALENTBANK

3月31日から放送が始まったNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、ヒロイン・朝田のぶ役を務める今田美桜。3365人が応募したオーディションを勝ち抜いてヒロインの座を射止めたということもあり、発表時にはSNSでも多くの反響があった。そこで本記事では、今田のこれまでの活動を振り返りながら、いよいよ幕を開けた『あんぱん』での注目ポイントも紹介したい。

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今田は2015年に映画『罪の余白』でスクリーンデビューを果たし、その後さまざまなドラマや映画で活躍。2022年には『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系)でドラマ初主演を務め、常識にとらわれず、がむしゃらに突っ走る新入社員・田中麻理鈴をフレッシュに演じた。さらに、2024年放送の『花咲舞が黙ってない』第3シリーズ(日本テレビ系)でも、大手銀行の窓口係から突然本部の臨店班に異動になった、不正を絶対に見て見ぬふりできない主人公・花咲舞を演じるなど、芯の強いパワフルな女性役での好演が光っている印象だ。

そんな今田が満を持してヒロインを務めているのが、先日から放送がスタートしたNHK連続テレビ小説『あんぱん』だ。同作は、『アンパンマン』を生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く、愛と勇気の物語。今田は、行動力とスピード感にあふれ、人生の荒波をパワフルに乗り越えていくヒロイン・朝田のぶ役を演じる。なお、のぶの夫となる柳井嵩役は北村匠海が務めている。

今田はNHKの公式インタビューの中で、『あんぱん』までに朝ドラのオーディションを5回受けていたことを明かした上で、ヒロインに決まった時のことを振り返り、「いろんな思いがこみ上げて、涙があふれましたね」と回想。また、男勝りで曲がったことが大嫌いなのぶというヒロインについては、「まっすぐすぎるからこそ、壁にぶつかって葛藤する部分もありますが、そこにのぶがどう立ち向かい、成長していくのか。そういったのぶの心が揺れ動く部分は、丁寧に演じたいと思っています」と意気込んでいた。近年の主演ドラマでも生き生きとした女性を演じてきた今田であれば、のぶというエネルギッシュなヒロインの姿を説得力を持って体現してくれそうだ。

『あんぱん』第1週「人間なんてさみしいね」はのぶと嵩の子供時代が描かれたが、第1回の冒頭は、今田と北村が演じる成長したのぶと嵩が登場。アンパンマンのイラストを描いている嵩の前にやってきたのぶは勢いよくカーテンを開け、「嵩さん、おはよう。朝だよ」と告げる。さらに、のぶがアンパンマンを見て、「また描きゆう。ちっとも強そうじゃなくて、かっこ悪いけどそこがいい」と微笑んだ後、2人で朝食をとろうと食卓に向かうシーンで物語は幕を開けた。1分30分ほどの出演シーンではあったが、SNSでは、「演技めっちゃ上手!」「引き込まれたー!」「すごくチャーミング」などの声があがっており、今田が演じる明るく快活なのぶに好感を抱いた視聴者も多かったのではないだろうか。

ちょっと気が弱くて自信のない嵩と激動の時代を共に生き、どんな時も励まし、けん引し続ける力強いヒロインであるのぶ。いよいよスタートした『あんぱん』のストーリーを、のぶ役の今田の演技が鮮やかに彩ってくれることだろう。

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