若月佑美、この秋は『おむすび』『オクトー』などに出演！女優として高まる存在感

かつて乃木坂46の1期生として活躍し、2018年のグループ卒業後は女優として本格始動した若月。人気作『今日から俺は!!』シリーズや、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』（TBS系／2020年）など、さまざまな作品に出演して実力を磨いてきた。2024年にはドラマ『セレブ男子は手に負えません』（ABCテレビ）で地上波連ドラ初主演を果たしたほか、ドラマ『リビングの松永さん』（カンテレ・フジテレビ系）などにも出演し、安定した活躍を見せている。

そんな若月が現在出演しているのが、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』だ。同作は、どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、主人公・米田結が栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。今作が朝ドラ初出演となる若月は、結が入部した書道部の顧問・五十嵐郁美役を演じており、「教師らしく凛としつつも生徒との距離が遠くなり過ぎない先生でいようと心がけました」とコメントしている。なお、橋本と若月は『今日から俺は!!』シリーズなどでの共演歴があり、橋本が公式Xに若月との2ショットを投稿した際には、「再共演あつ」「めっちゃ素敵」「今日俺やん」という声が寄せられていた。注目度の高い朝ドラでも、存在感を発揮できたのではないだろうか。

また、若月は現在放送中のドラマ『オクトー ～感情捜査官 心野朱梨～Season2』第1話にもゲスト出演。見えない感情から不可解な事件の謎に迫る新感覚の刑事サスペンスである本作で、元アイドルを刺した被疑者・時田里菜を演じた。公式コメントでは、「私自身今まで演じたことのないような面白い役をいただき、試行錯誤し、楽しく撮影させていただきました」と明かしていたが、本編では尋問に対して冷たい笑みを浮かべつつ、犯行の真の動機を悪びれもせずに語る狂気的な女性を怪演。これまでに挑んだことのないキャラクターで新境地を見せたと言えるだろう。

現在、新橋演舞場で上演中の舞台『有頂天家族』では、妖艶な美女・弁天役を演じている若月。さまざまなジャンルでの経験を糧に、これから先も女優としてのステップアップを見せてくれそうだ。