福原遥『マル秘の密子さん』での熱演がSNSで話題に!『透明なわたしたち』では週刊誌ゴシップライター役に挑戦

2024.10.2 20:00
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福原遥/(c)E-TALENTBANK

現在ABEMAにて配信がスタートしているドラマ『透明なわたしたち』で主演を務めている福原遥。9月28日に最終回を迎えた主演ドラマ『マル秘の密子さん』(日本テレビ系)でもその演技が高く評価されるなど、実力派若手女優としての地位を確立している。本記事では、そんな彼女の『マル秘の密子さん』での活躍を振り返りながら、最新の出演作にも注目したい。

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ドラマ『マル秘の密子さん』で、火事で命を失った姉・鞠子(泉里香)の死の真相を追うトータルコーディネーター・本宮密子を演じた福原。最終回では、姉の死に関わった犯人をついに追い詰め、命乞いする相手に刃物を向けながら、「姉が助けてと言ったら、助けましたか?」と告げる緊迫したシーンが描かれた。その一方で、密子は振り上げた刃物を床に刺し、「あなたにも家族がいる。その人のためにも生きて罪を償ってください」と、声を震わせながら叫ぶのだった。

福原が演じた密子は、コーディネートでビジュアルを変える、コーチングでメンタルを変える、裏工作でスキャンダルを揉み消すなど、どんな手を使っても依頼者を必ず成功させる、ダークヒロイン的な一面を持つキャラクターだ。作中では冷酷で謎めいた一面がフォーカスされることも多かったが、最終回で感情を溢れさせた姿に対し、SNSでは、「福原遥さんの目の演技スゴかった」「新たな復讐を生まない密子さん、強い」「福原遥さんすごい……すごいよ……」など絶賛の声があがっていた。福原は同作のクランクアップ時のコメントで、密子という役は「自分にとってはすごく挑戦」と語っていたが、そんな彼女の新境地とも言える迫真の演技が、視聴者の心を打ったのではないだろうか。

なお、福原は現在、ABEMAオリジナルドラマ『透明なわたしたち』にも出演中だ。同作は、2024年に渋谷で発生した凶悪事件をきっかけに、犯人と思しき男の高校の同級生が再会し、過去と現在、それぞれの事件が繋がって“真実”が紐解かれる群像サスペンス。2023年公開の映画『Winny』などを手掛けた映画界注目の若手監督・松本優作氏が監督・脚本を務めており、福原は新聞記者になりたかった週刊誌ゴシップライターの中川碧役を演じている。

今作で主演を務める福原について、松本監督は、「いつも周りのキャストやスタッフを気にかけていて、本当に主演の器がある素晴らしい方だと思いました。現場を静かに引っ張ってくださり、僕自身何度も助けられました。本当に感謝しています」と、その撮影現場での立ち振る舞いを絶賛している。これまでNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』など、多数の作品で主演を務めてきた福原の経験が、小野花梨や伊藤健太郎など、同世代の若手俳優が多数出演する『透明なわたしたち』でも活かされているのではないだろうか。

若手の実力派として確かな存在感を見せる福原。今後は、2025年放送のNHK大河ドラマ『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』に吉原を代表する花魁役で出演することも決まっており、その女優としてのさらなる活躍に期待が高まる。

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