菊池風磨『私たちが恋する理由』寡黙な上司役で新境地！視聴者をときめかせる“胸キュン”演技に期待

俳優としてさまざまな作品に出演し、2023年に放送された、料理が得意な独身オトナ女子と、隣の部屋に住んでいる年下イケメン男子による恋模様を描いた『隣の男はよく食べる』（テレビ東京系）では、ラブストーリーの経験が浅いながらも、その自然体の演技が話題を呼んだ菊池。さらに同年には、利害の一致からウソの結婚生活をスタートさせた男女の恋愛模様を描き、最終回を迎えた際には、X（旧Twitter）でトレンド1位を獲得した人気ドラマ『ウソ婚』（関西テレビ・フジテレビ系）で、女性にもモテモテの“ドS”な設計事務所社長・夏目匠役を好演するなど、近年は胸キュン作品での活躍が目立っている印象だ。

そんな菊池が今回新たに出演するのが、6人の男女がオフィスを舞台に繰り広げる大人のラブストーリー『私たちが恋する理由』（テレビ朝日）だ。同作は、ma2による同名人気コミックの実写化作品であり、菊池は感情をあまり表に出さない営業部の課長・黒澤智也を演じる。愛想笑いやお世辞が苦手で、周囲から怖がられることもあるが、実際は情に厚く心優しい男という役どころだ。そんな黒澤を演じる菊池は、公式コメントで、「笑うことすらあまりない役のため、自分の中では非常にハードルが上がっているなと思っています」と心境を明かした一方で、「今までにない感じがお見せできたら」と前向きな言葉も語っており、彼が今作で見せる新境地に注目したい。

作中では、久間田琳加演じる会社の部下・森田葵との恋愛模様が描かれるようだが、放送を前にしてSNSでは、「風磨くんが演じる黒澤さんがどんなふうになるのか今からめちゃくちゃ楽しみ」「風磨くんのラブストーリードラマからしか得られないものがたくさんある」「ストーリー面白そうだしめっちゃ楽しみ！」といった期待の声が多くあがっている。また、原作者であるma2も公式コメントで、“黒澤のキャラクターが掴めたのは連載が始まってだいぶ経ってから”と明かした上で、「きっと菊池さんもキャラを掴むのにご苦労されるかと思いますが、だからこそ菊池さんが演じる黒澤が楽しみです」と難役に挑む菊池に対するエールを送っており、各方面からの期待値の高さがうかがえる。

放送に先駆けてYouTubeなどで公開されたSPインタビューでは、黒澤の性格や内側の“可愛らしさ”を丁寧に演じたいと語っていた菊池。注目度の高い胸キュン作品でも存在感を示し、俳優として順調にステップアップを重ねている彼だが、今回もその演技で視聴者をときめかせてくれそうだ。