ラウール『赤羽骨子のボディガード』で3年ぶりの映画主演!俳優としてのステップアップに期待
Snow Manのメンバーとして活躍しながら、2021年に大ヒット少女コミックの実写映画『ハニーレモンソーダ』で、塩対応でソーダのように刺激的だが、実は誰よりも優しい“レモンソーダ男子”の主人公・三浦界を演じ、存在感を示したラウール。また、2022年には20歳を過ぎても定職につかず、親の脛をかじる松野家の6つ子たちが織り成すドタバタ劇を描いたコメディ映画『おそ松さん』ではSnow Manメンバーと主演を務め、観客動員数110万人を突破する大ヒットを記録するなど、こちらも話題となった。
そんなラウールが『ハニーレモンソーダ』から約3年ぶりに単独主演を務めるのが、8月2日公開の映画『赤羽骨子のボディガード』だ。同作は、丹月正光による週刊少年マガジンで連載中の漫画を実写化した新感覚のアクション学園コメディで、ラウールは100億円の懸賞金をかけられたヒロイン・赤羽骨子のボディガードとなった主人公のヤンキー高校生・威吹荒邦を演じる。“クラスメイト全員がボディガード”という舞台設定や、スナイパーやハッカーなど個性豊かなキャラクターが多数登場する本作だが、プロデューサーを務めた加藤達也氏は、主演にラウールを起用した理由について、「どんなキャラにも負けない‘規格外’の存在感が必要だと感じ、ラウールさんにお願いしたいと直感的に思いました」と語っている。抜群のスタイルを活かし、国内外でモデルとしても活躍するラウールの華やかな存在感が、彼の俳優としての1つの強みと言えそうだ。
また、本作はアクションシーンも見どころの1つだが、ラウールは公式サイトに掲載されているコメントで、「初めは綺麗なアクションを目指そうとしていたのですが、途中から感情を重視したものに変わりました」「逆に形は綺麗じゃない方が荒邦っぽい。名前の通り、荒々しくできたのかなと思います」と手応えを感じたことを明かしている。特報映像などで公開されているアクションシーンに対し、SNSでは、「ラウールさんのアクションめちゃめちゃかっこいいです」「ラウちゃんと土屋太鳳ちゃんのアクションシーン凄い」「こんなにもカッコいいとは」といった声もあがっており、苦労しつつもアクションに向き合う、彼の努力が実ったことがうかがえる。
個性豊かなキャラクターの中でも埋もれることなく、荒邦を主人公として輝かせる圧倒的な存在感、そして役作りへの真摯な姿勢で『赤羽骨子のボディガード』に挑んだラウール。今作で見せる俳優としての成長に注目すると共に、これからの活躍にも期待したい。