乃木坂46与田祐希ら、この夏のドラマ&映画で女優として活躍する坂道グループのメンバー
まず、乃木坂46・与田祐希は、ドラマ『量産型リコ –最後のプラモ女子の人生組み立て記–』(テレビ東京系)で主演を務めている。同作は『量産型リコ』シリーズ3作目にして最終章で、“家族”をテーマに、実家に帰ってきたリコとその家族のひと夏を描いたホビー・ヒューマンドラマ。6月27日深夜に放送された第1話では、リコが祖父の遺品整理中に見つけた作りかけのプラモデルを完成させたことをきっかけに、家族で亡き祖父の思い出を語り合うという心温まるストーリーが描かれ、SNSでは、「沁みました!」「3作目も面白くなる予感」などの反響があった。公式コメントの中で、「今までで1番自分に近いリコちゃんだと感じています」と語っていた与田の自然体な演技に注目してみてはいかがだろう。
そして、日向坂46の加藤史帆は、『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』(MBS)で、森カンナとW主演を務めている。同作は“絶対に諦めない後輩”と“絶対に落とされない先輩”がすれ違いながらも関係性を深めていくオフィス・ガールズラブ。加藤が演じるのは、持ち前の負けん気で一途に先輩を追いかけ、初恋街道を全速力で駆け抜ける絶対に諦めない後輩・彩香ちゃん。7月4日深夜に第1話が放送されると、その“ハマり役”ぶりに、視聴者からも、「加藤史帆ちゃんにぴったりな役柄」「愛重めな役似合いすぎて本当にかわいい」という声があがっており、かなり好評のようだ。今作が連続ドラマ初主演となる加藤だが、ここから女優として羽ばたいていくかもしれない。
また、今年1月に放送・配信開始となった連続ドラマW-30『アオハライド Season2』(WOWOW)で本格的なドラマ出演を果たし、8月9日公開予定の映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』で主演を務める櫻坂46・藤吉夏鈴にも注目。同作は、憧れの作家“緑町このは”が在籍するとされる名門高校に入学した文学少女の所結衣(藤吉)が、このはへのインタビュー実績がある学園非公認の新聞部に潜入し、新米記者“トロッ子”として活動することになる…というストーリーだ。監督を務めた小林啓一氏は、藤吉について、「リアルとフィクションの間、儚さと強さを併せ持つ、今までにないヒロインを作り上げてくれました」と絶賛しており、彼女が映画初出演にして主演という大役をどう果たしたのか期待が高まる。
さらに、日向坂46・丹生明里は、10月11日公開予定の映画『室井慎次 敗れざる者』と11月15日公開予定の映画『室井慎次 生き続ける者』に出演することが決定している。詳しい役どころについてはまだ明かされていないが、先日公開されたティザー映像では学生服の丹生の姿が映し出されていた。SNSでは、「めちゃくちゃ嬉しすぎる」「ほんとに丹生ちゃんいる…!!」「丹生ちゃんの制服姿、めっちゃ可愛すぎる」などの声があがっており、今後の続報にも注目だ。
メンバー個人がさまざまなドラマや映画に出演することで、その活躍はグループにも還元されていくのではないだろうか。芝居の分野でも才能を開花させている彼女たちの、女優としてのさらなる飛躍に期待したい。