timelesz、決意の新メンバーオーディションに懸ける思いとグループが見据える未来
4月10日に行われた、株式会社STARTO ENTERTAINMENT所属のグループが出演するイベント『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』東京ドーム公演にて、新体制としての初のステージを披露したtimelesz。さらに、6月からは『We’re timelesz Live Tour 2024 episode 0』を開催することも決まっており、精力的な活動が続いている。そんな彼らにとって、さらなる大きな転機となるのが、新メンバー募集オーディションの開催だろう。同オーディションは、日本で活動可能な18歳から30歳までで、芸能活動を行う団体に所属していない男性を対象としているが、株式会社STARTO ENTERTAINMENT所属のタレント及びジュニアは応募資格があり、未経験者歓迎であることも特徴だ。5月より応募が開始されており、書類審査や対面での2次審査などが予定され、審査員はtimeleszのメンバー3人が直々に務めるという。
菊池は自身らのラジオ番組に出演した際に、新メンバーオーディションの様子を、番組として配信しながら視聴者が追えるように調整していると明かし、その意図について、「ちゃんとこの人はこういう思いがあってとか、こういう人となりがあってとか、こういう背景があって、っていうのが見えるのがいいなと思ってる」と、新たに加わるメンバーがどのような人物なのか、しっかり伝わるようにしたいと語っていた。菊池のこのような姿勢は、timeleszのファンが、加入することになった新メンバーの人柄を知り、少しでも受け入れやすくするための心遣いだと言えるだろう。
また、グループに新たに加入するという今回のオーディションの特色についても触れると、“オーディション番組の中で候補者と食事に行きたい”といった独自のプランにも言及。さらに、「向こうは緊張しちゃうかもしれないけど、普段の感じで喋った時に、温度感が合うな合わないなとかっていうのもあると思うんですよ」と、既存のメンバー3人との相性も重要なポイントだと説明しており、彼らがグループの個性や歴史を尊重しながら、新たな可能性を模索していることがうかがえる。
そんなtimeleszの挑戦について、同事務所の先輩のKAT-TUN・中丸雄一は、4月9日に自身のYouTubeチャンネルに公開した動画の中で、KAT-TUNもメンバー数の変遷を受け、一時はメンバーを増やす選択肢があったものの、実現しなかったという経験を明かした上で、timeleszの“変革を経てグループとしてさらに上を目指したい”という姿勢には理解を示していた。また、新メンバーオーディション開催のニュースを受けて、ファンからは否定的な声もあったが、「timeleszにとって素敵な人が来ますように!」「timeleszの未来を一緒に進む仲間を信じたい」といった彼らのチャレンジを応援するコメントも多く寄せられている。こうした周囲の理解や、あたたかな応援がtimeleszのメンバーの支えとなり、ひいてはオーディション参加者の背中も押してくれそうだ。
2011年11月16日にデビューし、惜しまれつつも今年3月にその幕を閉じたSexy Zone。オーディションという大きな転機を経て、これから選ばれる新メンバーとtimeleszがどのような化学反応を見せてくれるのか、期待が高まる。