“花岡”岩田剛典が『虎に翼』に登場!“寅子”伊藤沙莉との関係性&作中での変化に注目
NHK連続テレビ小説の第110作目『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった主人公・猪爪寅子が、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていくリーガルエンターテインメント。実在の人物をモデルにしながらも、激動の時代を生きた1人の女性法曹とその仲間たちの波乱万丈の物語として大胆に再構成しており、SNSで早くも、「過去最高傑作の予感」「終わったら絶対にロスになる自信しかない」「ほぼ毎回号泣しちゃう」などと高い評価を集めている。
そんな今作で岩田が演じるのは、寅子が通う明律大学の仲間で、学生たちの中心的な存在の花岡悟だ。4月22日放送の第16回では、本科と呼ばれる法学部に進学した寅子らと花岡の出会いが描かれた。花岡は初対面の寅子らに対して、「本当に尊敬してるんだ、あなたたちのこと。だってあなた方は、いわば開拓者、法曹界を、いや、男女平等の世を切り開いている。そうでしょ?」と語るなど、女性に対して好意的とも言える姿勢を見せる。しかし、第17回では一転して、恋文を渡してきた女給を冷たくあしらい、「女ってのは、優しくするとつけ上がるんだ。立場をわきまえさせないと」と発言するなど、寅子たちの前では見せない顔も持っている一筋縄ではいかないキャラクターのようだ。
公式サイトの人物紹介では、花岡は“寅子にとっても気になる存在”という記載もあり、今後、主人公と関係性が深まっていくことが予想される。しかし第18回では、花岡と寅子が親睦を深めるハイキングの最中に口論になってしまう。「君たちはどこまで特別扱いを望むんだ?」「男と同様に勉学に励む君たちを僕たちは最大限敬い尊重している。特別だと認めてるだろ!」と思わず声を荒げる花岡は、怒った寅子に突き飛ばされてバランスを崩し、崖から転落して怪我を負ってしまうという展開に。第19回では、入院することになった花岡を寅子が見舞いに行く流れとなるようだが、視聴者からは、「今後彼がどのように変わるかが物語のポイントにもなりそう」「柔軟な人に変わっていってほしい」といった声もあがっている。花岡が今後どのような変化を見せ、寅子と関わっていくのかが同作の見どころのひとつにもなりそうだ。
現在放送中の日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)にも重要な役柄で出演するなど、今年も俳優としての活躍が印象的な岩田。『虎に翼』でも唯一無二の存在感を発揮してくれるのではないだろうか。花岡が寅子とどのような関係性を築いていくのか、物語の今後の展開と共に、ぜひ注目していきたい。
【放送情報】
◆NHK連続テレビ小説『虎に翼』
毎週月曜~土曜放送(土曜は1週間の振り返り)
総合:8:00~8:15/(再放送)12:45~13:00
作:吉田恵里香
音楽:森優太
主題歌:「さよーならまたいつか!」米津玄師
語り:尾野真千子
キャスト:伊藤沙莉/石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 森田望智 上川周作/土居志央梨 桜井ユキ 平岩紙 ハ・ヨンス 岩田剛典 戸塚純貴/松山ケンイチ 小林薫 ほか