亀梨和也『大奥』では1人2役に挑戦して話題!難役に挑み続ける実力派俳優としての輝き
KAT-TUNのメンバーとして活動しながら、昨年公開された映画『怪物の木こり』では、目的のためには殺人すらいとわない冷酷なサイコパスの弁護士という難しい役柄を演じきるなど、俳優としても活躍している亀梨。ドラマ『大奥』では、小芝風花演じる主人公・五十宮倫子が政略結婚をさせられる相手で、第10代将軍の徳川家治役を務め、数奇な運命に翻弄されながらも、倫子のことを大事に思う家治を見事に表現して、SNSで“ハマり役”と高い評価を集めている。
また、亀梨は3月21日放送の第10話では、家治と顔が瓜二つの歌舞伎役者・市村幸治郎も演じ、1人2役に挑戦。作中で家治と幸治郎が対面し、家治の出生の真相が明かされるという重要なシーンでは、視聴者から、「全てが上様と別人のようで、亀梨くん凄い!」「演じ分け、見事でした」「1人2役の亀ちゃん最高だった!」などと驚きの声があがっていた。将軍と歌舞伎役者という立場の異なる2人を声音や表情の違いで表現した彼の高い演技力が、同じ顔の人物が相対するという印象的なシーンに、リアリティを与えたと言えそうだ。
なお、亀梨は、4月9日より放送開始予定のテレビ朝日系ドラマ『Destiny』に出演することも決定。同作は、主人公の検事・西村奏(石原さとみ)が、亀梨演じる初恋の相手・野木真樹との再会をきっかけに過去と向き合っていくというサスペンスラブストーリーだ。主演の石原は公式コメントの中で、「今年、亀梨さん主演の『正体』を見て衝撃を受けました」と、亀梨が殺人事件の容疑者として逮捕され死刑を宣告された主人公を熱演した『連続ドラマW 正体』(WOWOW/2022年)に触れて初共演への喜びを明かしたほか、亀梨が演じる真樹についても“難しい役”だとした上で、「亀梨さんでないと絶対に成立しないです」と語っている。石原が称賛していた『連続ドラマW 正体』や、昨年出演した『怪物の木こり』などのハードな作品でも俳優として実力を発揮してきた亀梨だが、サスペンス要素の含まれる今作でも、物語のキーパーソンとして存在感を発揮してくれそうだ。
ドラマ『大奥』での活躍を皮切りに、2024年も俳優としての挑戦を続ける亀梨。6月からは東野圭吾氏原作のミステリー小説をドラマ化した『連続ドラマW ゲームの名は誘拐』(WOWOW)で主演を務めることも発表されており、1人の実力派俳優として飛躍を続ける彼の、これからの活躍にも期待が高まる。