今期は『院内警察』に出演!長濱ねる、注目作への出演が相次ぐ女優としての可能性
3月22日の放送が最終回のドラマ『院内警察』(フジテレビ系)に出演する長濱ねる。同日から配信開始のHuluオリジナル『十角館の殺人』や、4月8日から放送スタートのドラマ『366日』(フジテレビ系)への出演も発表されており、一気に存在感を増している印象だ。そこで本記事では、長濱が見せる女優としての活躍にフォーカスしたい。
2022年度後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演し、2023年は『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)や『ウソ婚』(カンテレ・フジテレビ系)などの作品に出演した長濱。『ウソ婚』では、幼なじみの主人公(菊池風磨)と“ウソの結婚生活”をすることになるヒロイン・千堂八重を好演し、視聴率からもその演技を評価する声があがっていた。
そんな長濱が今期出演したドラマ『院内警察』は、2021年より『ヤングチャンピオン』で連載中の『院内警察 アスクレピオスの蛇』を原作とした医療エンターテインメント。日本ではまだなじみの薄い“院内交番”を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公・武良井治(桐谷健太)と天才外科医・榊原俊介(瀬戸康史)の正義がぶつかり合う“刑事モノ×医療モノ”のハイブリット作品だ。
長濱が演じるのは、新しく院内交番にやってきた交番事務員の川本響子。最初は院内交番に配属されてがっかりしていたものの、武良井の仕事ぶりを見て徐々にその必要性に気付いていくというキャラクターだが、“枯れ専”のために上司の室長・横堀仁一(市村正親)を推しているというコミカルな一面も持つ。SNSでは、「主役2人の張りつめた雰囲気を ねるちゃんが上手く和らげていて、ドラマが良い感じになってます」「いい演技するなぁ」などの声もあがっており、その演技が『院内警察』という作品で良い味を出していたようだ。
そんな長濱は3月22日より配信のHuluオリジナルドラマ『十角館の殺人』には、かつて天才建築家が謎の死を遂げた孤島を合宿で訪れ、やがて殺人事件に巻き込まれていくミステリ研究会のメンバーの1人を演じる。また、4月8日からスタートする、HYの名曲『366日』に着想を得たオリジナルラブストーリーの月9ドラマ『366日』にも出演が決定。主人公の雪平明日香(広瀬アリス)の高校時代からの親友で、明日香の恋を応援する下田莉子役を務める。
この春は、ミステリーとラブストーリーという、ガラリと印象が異なる作品への出演となる長濱だが、女優として着実に経験を積んでいる彼女がどのような演技を見せてくれるのか注目だ。今後の活躍にも期待したい。