SixTONESジェシー、いよいよ最終回の『新空港占拠』視聴者の心を揺さぶる熱演で新境地へ
SixTONESのメンバーとして活躍しながら、2022年にはテレビ朝日系ドラマ『最初はパー』で地上波連続ドラマ初主演を務め、近年は俳優としても活躍の場を広げているジェシー。昨年は劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』で救命医療チーム『TOKYO MER』に配属となった研修医・潮見知広役を務め、ドラマシリーズから続役したキャスト陣の中でも存在感を発揮したほか、綾瀬はるかが主演を務めた映画『リボルバー・リリー』にも出演するなど、話題作への起用が続いており、さらなる飛躍が期待できそうだ。
そんなジェシーの最新出演作が、昨年放送され、緊張感あふれるスリリングな展開が話題を集めたドラマ『大病院占拠』の続編『新空港占拠』だ。同作は、『大病院占拠』で発生した事件から1年が経ったある日、神奈川県初の国際空港を獣の面を被った武装集団が占拠したことで、櫻井翔演じる刑事・武蔵三郎が空港からの人質救出と、鬼以上に危険な“けもの退治”に挑むというストーリー。ジェシーは、武装集団の一員“鼠”の新見大河役を演じており、彼の視点でドラマ本編の前日譚を描くHuluオリジナルストーリー『新空港占拠前 Run,Mouse,Run!』(3月9日に前編、16日に後編が配信)も制作されるなど、物語のキーパーソンとも言える登場人物だ。
物語序盤では“謎の男”として武蔵の妻・裕子(比嘉愛未)を連れ去るなど、目的不明の単独行動をしていた大河だったが、第8話では“権力者を殺す”と宣言し、空港占拠の1ヶ月前に“獣”たちと決別していたことが明かされた。さらに同話では、自殺を図った姉が搬送先で治療を受けることができずに亡くなっていたという過去が明かされ、権力に支配された病院への憎しみや亡き姉への思いを吐露するシーンが、「光を失った瞳と低い声のトーンにずっと痺れてる」「目の演技に引き込まれる」「希望の見えない暗い瞳が悲しい」などと視聴者の心を揺さぶった。普段はバラエティなどで見せる明るいキャラクターが印象的なジェシーだが、今作で見せた大河の感情を抑えた演技は、彼にとって新境地となったのではないだろうか。
3月16日放送の最終回では、空港から人質全員を奪って逃走した大河を食い止めるべく、武蔵が最後の闘いに挑むという展開が描かれる。SNSでは、「最終回、これまで以上に覚悟を持って見ないとヤバいかもしれない」「これは最終回までハラハラだわ」「最終回は武蔵刑事VS大河だなんて」など驚きの声があがっているが、大河がどのような結末を迎えるのか、物語の展開と共にジェシーの熱演にも期待したい。