ファーストサマーウイカ『光る君へ』いよいよ登場!親和性のある“清少納言”役に高まる期待
吉高由里子が主人公・まひろ(紫式部)を演じている現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』。2月11日放送の第11回「二人の才女」から、ファーストサマーウイカ演じるききょう(清少納言)が登場することが明らかになっており、期待の声があがっている。そこで本記事では、大河ドラマ出演を果たすウイカの最近の女優業に着目しつつ、同作にかける思いにフォーカスしたい。
大河ドラマ『光る君へ』は、平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた主人公・紫式部が、変わらぬ愛を胸に懸命に生きる姿を描く物語。そんな今作で、ウイカは紫式部に影響を与えることになる随筆『枕草子』を書いた才気煥発な清少納言を演じる。今作が大河初出演となるウイカは、バラエティでの活躍もさることながら、女優としても精力的に活動しており、昨年は、ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系)や『unknown』(テレビ朝日系)など多彩な作品に出演。また、ホラー映画『禁じられた遊び』では、主人公たちに襲いかかる怨霊役を怪演し、女優としての新境地を見せた。
そんなウイカは、『光る君へ』の公式コメントでは、女性の愚痴などを面白おかしく描いた清少納言について、“あけすけだけどウィットに富んだ辛口ブロガーの第一人者”と表現した上で、「繊細で愛情深い一面もあり、とても1000年も前の人とは思えないほど、親近感の湧く、人間味のある魅力的な女性だなと感じています」とも語っている。『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)などのバラエティ番組では、鋭いトークでお茶の間を沸かせるウイカの演技が、聡明で勝気な清少納言という役に説得力を与えてくれそうだ。
なお、ウイカは1月30日には『光る君へ』のスペシャルトークショーに出演。清少納言を演じると聞いた時にはとても驚いたとした上で、「彼女を演じる責任も感じましたが、『枕草子』を読んだり、歴史を学んだりするなかで、『わかるわ~』と共感できるところが多い女性だと気づき、そこが自分とリンクしたのだと思いながら演じています」と語っている。また、同イベントに出演した制作統括の内田ゆき氏は、「ファーストサマーウイカさんはお目にかかったときに、パッと明るくて自分を表現したいというパワーを感じました」とコメントしており、清少納言役との親和性が高いことがうかがえる。
主演の吉高に加え、柄本佑や黒木華、井浦新といった実力派キャストが顔を揃える今作で、ウイカはより魅力的に清少納言を演じてくれることだろう。今後の物語の展開と共に、その演技にも注目してみてはいかがだろうか。