上白石萌歌『パリピ孔明』歌唱シーンに称賛の声続出!歌手としての魅力を存分に発揮

2023.12.14 20:00
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上白石萌歌/(c)E-TALENTBANK

11月29日の放送で最終回を迎え、SNSでは「続編に期待」「続編待ってます!」という声があがるなど、好評を博したフジテレビ系ドラマ『パリピ孔明』。豪華なキャストが集った同作だが、メインキャラの1人である歌手を目指すアマチュアシンガー・月見英子を演じた上白石萌歌は、美しい歌声を活かした歌唱シーンなどで存在感を発揮した。本記事では、そんな彼女の演技とその反響に触れつつ、“歌手としての成長”という観点からも本作を振り返ってみたい。

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ドラマ『パリピ孔明』は、中国三国時代の天才軍師・諸葛孔明(向井理)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指すアマチュアシンガー・月見英子(上白石)のために、魔法のような作戦を考えては彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。孔明との出会いをきっかけに音楽の才能を開花させていく英子を好演した上白石は、女優業に加え、“adieu”名義で歌手としても活躍している。本作でも、英子として多数の歌唱シーンを披露しており、その透明感ある歌声や高い歌唱力が、音楽を題材にした同ドラマの軸の1つとなった印象だ。

11月29日に放送された最終回では、そんな英子が超大型音楽フェス・サマーソニアのステージで、休日課長(ゲスの極み乙女)と石崎ひゅーい演じる2人組ロックバンド“イースト・サウス”の演奏で歌うという、本物のフェスさながらの歌唱シーンがあった。また、クライマックスでは、英子の憧れの人物である世界的シンガーのマリア・ディーゼル(女王蜂・アヴちゃん)と熱唱する場面が描かれ、視聴者から「マリアと英子の歌に感動した」「鳥肌立った」「アヴちゃんと萌歌ちゃんの歌がクライマックスにハマりすぎて泣ける」などの感動の声が寄せられた。これまで歌手としてのライブ出演など、様々な活動を行ってきた上白石だからこそ、物語のラストを彩る実力派アーティストとのコラボレーションシーンに説得力が生まれたのではないだろうか。

『パリピ孔明』の公式サイトに掲載されたインタビューでは、上白石は作中で歌う楽曲について、「今までの自分だったら歌えなかったような、ラップ調の曲だったり、声を張るような曲が多くて、高い壁をたくさん与えてもらった感じ」「それを自分なりに毎日超えていくことで、今まで閉じていた扉をこじ開けてもらえるような現場でした」などと振り返っている。“adieu”としての経験を演技に還元しながらも、英子として新たな音楽にも挑戦したことで、1人の歌手としても今後さらなる成長を見せてくれそうだ。

そんな上白石は、今後は来年1月2日放送予定のスペシャルドラマ『義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル』(TBS系)に出演することが発表されている。綾瀬はるか演じる主人公の義理の娘・宮本みゆき役として18歳から同シリーズに出演してきた上白石だが、『義母と娘のブルース』は今作で完結を迎えるという。長年関わってきた作品の完結という1つの区切りを迎える中、2024年も彼女の女優、そして歌手としての飛躍を期待したい。

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