なにわ男子・道枝駿佑『マルス‐ゼロの革命‐』ガラリとイメージ異なる難役に体当たりで挑む
なにわ男子のメンバーとして活躍しながら、2022年公開の映画『今夜、世界からこの恋が消えても』での演技が評価され、「第35回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」新人賞を受賞するなど、俳優としても存在感を増している道枝。秋クールのドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)では、主演の広瀬アリス演じる主人公の運命を大きく左右する大学生・小笠原拓役を演じ、自然体な演技が視聴者の心を掴んでSNSを中心に話題を呼んだ。
近年では恋愛作品での活躍が印象的な道枝だが、1月23日より放送が始まるドラマ『マルス‐ゼロの革命‐』では、これまでのイメージから一転し、大人社会に反旗を翻す“カリスマダークヒーロー”を演じる。同作は、2019年に放送されて人気を集めたドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)などの脚本を担当した武藤将吾氏と、映画化もされた『ROOKIES』シリーズなどを手掛けた平川雄一朗監督がタッグを組んだ青春ドラマ。道枝演じる謎多き転校生・美島零と落ちこぼれ高校生たちが団結し、“マルス”と名乗って大人社会に反旗を翻していく群像劇となっている。
今回、主人公のカリスマ転校生を演じる道枝は、出演にあたり公式コメントの中で「携わったことのないジャンルの作品だったので、また新しい一面をお見せすることができるんじゃないかと思いました」と意気込みを語っている。さらに、脚本を手掛ける武藤氏の過去作品に『クローズZERO』シリーズがあることにも触れると、「キラキラした世界観の作品に巡り合うことが多いので、180°違ったギラギラした世界に入り込めることは光栄だと思っています」ともコメントしており、自身とギャップのある役を演じることで、俳優としてのさらなるステップアップに繋がりそうだ。
今作がゴールデン帯連ドラ初主演となる道枝。同作の制作発表記者会見では、主人公の役作りについて「命を削ってやっている気はする。追い込まれれば追い込まれるほどゼロに近づいていくのかな」と語るなど、並々ならぬ気合いで撮影に臨んでいるようだ。道枝が今作で見せる“新境地”に期待したい。