永瀬廉、主演映画『法廷遊戯』での演技が高評価!経験を積み俳優としてさらなる飛躍へ
現在公開中の映画『法廷遊戯』で主演を務め、その演技が話題を集めているKing & Princeの永瀬廉。来年1月より放送予定の日本テレビ系ドラマ『厨房のありす』への出演も発表されるなど、止まらない勢いを見せている。本記事では、俳優としても存在感を発揮する彼の演技の魅力に迫りたい。
2023年は、1月期のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)で広瀬すず演じる主人公の相手役を務め、その繊細な演技が視聴者からも高く評価された永瀬。その後も4月期の日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』(TBS系)では、初の刑事役に挑戦し、本格的なアクションシーンにも注目が集まるなど、俳優として着実にステップアップしている印象だ。
そんな永瀬が今回、北村匠海や杉咲花らと共演したのが、映画『法廷遊戯』だ。同作は、法律家を目指す学生たちの模擬裁判“無辜ゲーム”から起こった悲劇を描いたミステリーであり、永瀬は主人公の“セイギ”こと久我清義役を演じ、その演技に対し、SNSでは「穏やかさと聡明さの演技がよい」「廉くんの抑えた演技がめちゃくちゃよかった」「アイドルの演技とは思えなかった」などの絶賛の声が多くあがっている。これまで弁護士という職業とはあまり関わりがなかったという永瀬だが、撮影前には実際に裁判を傍聴し、法廷での空気感や緊張感を肌で感じたことを公式コメントの中で明かしていたが、そういった役作りに対する真摯な姿勢が説得力のある演技に繋がったのではないだろうか。
また、東映の公式YouTubeチャンネルで公開されているインタビュー&メイキング動画では、永瀬が杉咲の演技を「鳥肌立った…」「マジすげえ」と絶賛していたほか、杉咲も、「清義として永瀬さんが立っていると、勇ましさと儚さの両方が見え隠れするっていうか」「その掴みどころのない佇まいがとっても魅力的で」といった永瀬に対する印象を語っており、同世代の俳優同士の共演はお互いにとって良い刺激となったのではないだろうか。また、過去に永瀬と共演経験もある北村は、今作で永瀬の演技から自信を感じたとしつつ、「“頼りがいのある男だなぁ”と思ってました」と振り返るなど、永瀬が撮影現場で俳優として成長した姿を見せていたことがうかがえる。
2023年はラブストーリーからミステリーまで多彩な作品に出演し、その演技の幅広さを見せてきた永瀬だが、来年もさっそく、1月期のドラマ『厨房のありす』で、門脇麦演じる自閉スペクトラム症の料理人・八重森ありすが店主を務める料理店にバイトとして転がり込む青年・酒江倖生役を演じることが発表されている。作中では、ありすの行動や言動に戸惑いながらも、徐々に寄り添い支えるようになっていく姿が描かれるといい、彼の作品に対する真摯な姿勢や確かな演技力が、ドラマを温かく彩ってくれそうだ。永瀬が俳優として今後どのような飛躍を見せてくれるのか、期待が高まる。