『最愛』ファンも注目！松下洸平、初大河『光る君へ』深みを増した魅力的な演技に期待

大河ドラマ『光る君へ』は、『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を題材に、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を描く大河ドラマ。主人公の紫式部（まひろ）を演じるのが、前述のドラマ『最愛』で松下と共演した吉高由里子だ。なお、『最愛』は数々の賞を受賞したほか、放送終了後には“最愛ロス”に陥る視聴者が相次ぐなど、好評を博したドラマ。そんな多くの人々の心に残った作品から約2年が経った今、『光る君へ』で松下と吉岡が再共演を果たすこととなり、SNSでは「吉高さんとの再共演、最愛ファンにとっては最高に嬉しいです」「お二人の共演が嬉しくて胸いっぱい」「胸熱すぎる」など歓喜の声があがっている。

今回、松下が『光る君へ』で演じるのは、宋の見習い医師・周明。まひろに宋の言葉を教え、親しくなっていくという役柄だ。松下は公式コメントの中で、吉高との再共演について「吉高さんとは約2年ぶりの共演になるので、またご一緒できるのが今からとても楽しみです」と喜びを語ったほか、自身のInstagramアカウントの投稿でも、『最愛』で自身と吉高が演じた役名に触れつつ、「平安時代のお衣装で再会したら、前世で繋がってたってことになりますね。」と綴っている。この投稿には「最愛のキャストさんたちが再集合とはとても嬉しい」「すっごい楽しみ」といった喜びの声が多数寄せられており、『最愛』ファンも『光る君へ』に注目していることがうかがえる。

また、公式コメントの中で、松下は周明が史実には存在しないオリジナルキャラクターということに触れ、「監督や共演者の皆様と、芝居を重ねながらリアリティーを追求していけたらと思っています」といった役作りへの意気込みも語っている。現在放送中のフジテレビ系ドラマ『いちばんすきな花』で主人公の1人を演じ、その演技が「本当に適役」「涙が溢れてくる」と絶賛されるなど、実力は折り紙つきの松下だからこそ、実在した人物を演じる吉高ら共演者の中でも違和感なく周明という役柄を演じてくれるのではないだろうか。

かつてNHK連続テレビ小説『スカーレット』（2019年）に出演し、戸田恵梨香が演じるヒロインの夫・八郎という重要な役どころを好演したことで一躍人気を獲得した松下。朝ドラで注目を集めた彼が、今度は大河ドラマという舞台で、より深みを増した魅力を発揮してくれそうだ。