菊池風磨、主演作『ゼイチョー』いよいよスタート!今年は4クール連続ドラマ出演で破竹の勢い
今年は、『連続ドラマW ギバーテイカー』(WOWOW)で猟奇殺人犯役を演じたほか、ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)では武装集団“百鬼夜行”のリーダー・青鬼を熱演するなど、サスペンス作品で存在感を示してきた菊池。4月クールには、そうした役柄から一転し、料理が得意な独身オトナ女子と、隣の部屋に住んでいる年下イケメン男子によるラブストーリー『隣の男はよく食べる』(テレビ東京系)に出演。ラブストーリーへの出演経験が少なかったという菊池だが、同作ではデートシーンで見せた自然体な演技が話題となるなど、“胸キュン”作品でも才能を開花させた。
そんな彼がラブストーリーでさらなる存在感を見せたのが、利害の一致からウソの結婚生活をスタートさせた男女の恋愛模様を描き、最終回を迎えた際には、X(旧Twitter)でトレンド1位を獲得するなど話題を呼んだ『ウソ婚』ではないだろうか。菊池は、一級建築士としてさまざまな有名建築物を手掛け、女性にもモテモテの“ドS”な設計事務所社長・夏目匠役を演じ、初恋相手であり、“ウソ婚”相手でもある千堂八重(長濱ねる)を振り向かせるために、不器用ながらもひたむきに奮闘する主人公を好演した。物語のクライマックスでは、“ウソ婚”を解消した八重と、幼なじみの吉田健斗(黒羽麻璃央)の結婚式に乗り込み、目を潤ませながら八重への思いを吐露するシーンが描かれ、視聴者からは、「演技めっちゃ上手くない?」「涙めちゃきれいだったなぁ」「風磨くん涙がツーって流れる演技本当に上手…タイミングが完璧…」など、その演技を絶賛する声が多くあがっていた。
そんな菊池が次に挑戦するのは、10月14日より放送開始のドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある』だ。滞納されている税金を徴収する“徴税吏員”を題材にした本作で、菊池は市役所の納税課に勤める公務員であり、一見軽いノリの脱力系だが、仕事のスキルは超一流の職員・饗庭蒼一郎を演じる。ドラマプロデューサーである日本テレビの大倉寛子氏は、公式コメントの中で、「菊池風磨さんはトップアイドルで遠い存在なのに自然と近くに寄り添ってくれそうな雰囲気があり、そこが唯一無二の菊池さんの魅力だと思います」と語っていたが、そういった親しみやすさを持つ菊池だからこそ、税金を滞納せざるを得ない人々の“お金と心”に寄り添う主人公を、魅力的に演じてくれそうだ。
菊池は今作でGP帯連続ドラマの初主演を務めることを受け、「こんな日が来るのだ、とデビュー当時の僕に教えてあげたいです」といった喜びの心境を公式コメントの中で明かしている。今年は4クール連続の連ドラ出演を成し遂げ、多彩なジャンルの作品で芝居の実力を磨いてきた菊池が、“いつかはやりたい”と願っていたというGP帯連続ドラマの主演作で、どのような輝きを見せてくれるのか、期待が高まる。