西野七瀬・齋藤飛鳥らに注目!バラエティ豊かな秋ドラマを彩る坂道卒業生
いよいよ10月クールのドラマが始まりつつあるが、今季も引き続き坂道卒業生が様々なジャンルの作品に出演している。本記事では、女優として存在感を発揮している彼女たちの、秋ドラマでの活躍に注目したい。
10月19日深夜より放送される『ポケットに冒険をつめこんで』(テレビ東京系)に主演で出演するのは西野七瀬。同作はゲーム『ポケモン』原案の初のオリジナルドラマとなっており、夢を追いかけ上京した主人公が20年ぶりにプレイし始めた『ポケットモンスター』シリーズを通じて成長していくヒューマンドラマとなっている。2022年には映画『孤狼の血 LEVEL2』にて、第45回日本アカデミー賞「優秀助演女優賞」「新人俳優賞」を受賞し、今年はドラマ『Dr.チョコレート』(日本テレビ系)や映画『シン・仮面ライダー』に出演するなど女優として大きく飛躍している西野だが、今作ではポケモンを通じて主人公が成長していくというこれまでにはなかった役を演じる。西野は公式サイトにて「最初にプロデューサーの皆さんとお話ししたとき『“主演”ではなく、“主人公”と打ち出したい』と仰っていて素敵だと思ったので、その意識を持ちながら撮影をしています」と語っており、西野が表現する主人公の姿に注目だ。
10月12日から放送される『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、10月24日深夜から放送される『マイホームヒーロー』(MBS/TBS系)の2作に出演するのが齋藤飛鳥だ。乃木坂46を卒業後は映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』の出演のみにとどまっていたが、秋ドラマでは男女間の友情を描いた『いちばんすきな花』と、ある日を堺に殺人犯となってしまった主人公を描いた『マイホームヒーロー』で今季のドラマを盛り上げる。サスペンスへの挑戦に対して齋藤は公式サイトの中で「不安もありましたが、私のやれることはそもそも少ししかないと考えたら、あとは周りのキャストのみなさん、スタッフのみなさんが引き上げてくださいました」と語っていた。これまで様々な作品で女優としての強みを発揮してきた齋藤が、サスペンスにどのようなスパイスを加えてくれるのか、楽しみだ。
2022年にはHYBE JAPANが設立した新レーベル「NAECO」へ移籍し再出発をした平手友梨奈。今季は10月13日から放送されるムロツヨシ主演の『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)に出演。同作はスター女優を育てた芸能事務所の元敏腕マネージャーが、超エリートなのにどこか不器用でポンコツな新人弁護士に振り回されながらパラリーガルとして奮闘するリーガルエンターテインメント。初めて弁護士を演じる平手は公式サイトで「弁護士の役は難しいイメージがあり不安もありますが、演じる役のキャラクターや心情を大切にくみ取り、丁寧に届けていけたらと思っています」と意気込みを語っており、ムロとの掛け合いから生まれる新境地に期待したい。
『ブラックスキャンダル』『ブラックリベンジ』に続く“ブラック”シリーズ第3弾『ブラックファミリア~新堂家の復讐~』に出演するのは渡邉理佐。本作は実業家・早乙女秋生の“ホームパーティー”の流出映像をきっかけに様々な事件が起こる中で、愛する娘の死の真相を追うため、ホームパーティーが行われた実業家一家やその関係者に様々な姿になりすまし近づき、意外な真実を暴き復讐していくという復讐ミステリー。渡邉は天真爛漫で好奇心旺盛な性格の記者・新堂沙奈を演じており、公式サイトのコメントでは「私は、普段は天真爛漫という感じではないので不安はありますが、日常から意識をして生活しながら頑張りたいと思います」と語っており、そうした役への向き合い方が説得力のある演技に繋がるのではないだろうか。
秋ドラマでもミステリーや恋愛ドラマ、サスペンスなど様々なジャンルに出演する坂道卒業生。他にも伊藤万理華が『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系)、桜井玲香が『灰色の乙女』(MBS/TBS系)に出演しており、今季も坂道卒業生が秋ドラマを彩りそうだ。