目黒蓮主演『トリリオンゲーム』などの話題作に注目!夏ドラマで躍進する若手実力派ジャニーズ
今年春クールのドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)や『だが、情熱はある』(日本テレビ系)といった話題作でのジャニーズの活躍が記憶に新しい中、まもなくスタートする7月クールのドラマでも、俳優として実力と人気を兼ね備えたメンバーの出演が決まっている。本記事では、そんな彼らが夏ドラマで見せてくれそうな活躍に注目したい。
まず、7月14日に放送開始の『トリリオンゲーム』(TBS系)で主演を務めるのは、2022年に社会現象とも言える盛り上がりを見せ、今年3月1日に発表された「TVerアワード 2022」ではドラマ大賞も受賞した『silent』(フジテレビ系)で、両耳がだんだん聞こえなくなっていくという難病を発症した青年・佐倉想を演じたSnow Man・目黒蓮だ。今作で目黒は、佐野勇斗演じる“気弱なパソコンオタク”のガク(平学)と起業し、1兆ドルを稼いでこの世のすべてを手に入れようと成り上がる“世界一のワガママ男”の主人公・ハル(天王寺陽)を演じる。目黒は公式コメントの中で、“ハルは自分と真逆のキャラクター”と語り、「自分がどれだけ演じられるのか不安もありますが、ワクワクしています」などと心境を明かしている。大ヒットした『silent』の他に、2022年度後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』や映画『わたしの幸せな結婚』(2023年)といった作品でも高い評価を受けてきた目黒だが、自身とは真逆だという役柄を演じることで、俳優としての新境地を見せてくれそうだ。
そして、昨年は大ヒットしたアニメーション映画『すずめの戸締まり』で、声優に初挑戦したことでも話題を呼んだSixTONES・松村北斗は、7月29日より放送開始の『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系)で、なにわ男子・西畑大吾と共にダブル主演を務める。松村は、密室犯罪や衆人環視の毒殺など不可能犯罪のトリックの解明を得意とする半面、人の気持ちが理解できず、傍若無人な言動を繰り出す“変人”御殿場倒理を演じるが、公式インタビューの中では、「自分が思う自分とはだいぶ釣り合わない」と、役柄とそれを演じる普段の自身には大きな違いがあると感じたことを明かしている。その上で、“自分だったら”という想像を排除して演じることが演技の重要なポイントになるとも話しており、目黒同様に、今作で彼もこれまでにない新たな魅力を発揮してくれるのではないだろうか。
そんな松村と共に『ノッキンオン・ロックドドア』で主演を務めるのは、6月17日に放送された『世にも奇妙な物語 ’23 夏の特別編』(フジテレビ系)の『虹』で、カメラ越しにしか見えないキレイな少女を見つけ、それがきっかけで運命的な出会いを果たす青年を演じ、視聴者から「表情だけで、惹き込まれる演技をする西畑くんすごすぎる!!」「より演技のうまさが出てた」と反響を呼んだ西畑だ。今作で、ダイイングメッセージや現場の遺留品などから、動機や理由を読み解くことを得意とする探偵・片無氷雨を演じる西畑は、公式インタビュー内では、これまで『トリック』などの人気シリーズを手掛けてきた堤幸彦氏が監督を務めると知って驚いたと明かしつつ、「監督のムチャブリにも挑戦できるなんて、すごくありがたい機会だなってワクワクします」と意気込んでいた。6月16日には主演映画『忌怪島/きかいじま』が公開されるなど、既にジャニーズの若手実力派俳優として存在感を示している西畑だが、今作への出演が彼のさらなる成長に繋がりそうだ。
さまざまな作品への出演経験を糧に、俳優としての実力にも磨きをかけているジャニーズの若手メンバーたち。大いに注目を浴びる彼らが、この夏を彩る7月クールのドラマで、どのような輝きや成長を見せてくれるのか、ぜひ注目していきたい。