キンプリ永瀬廉『ラストマン』で若手刑事・護道泉役を好演!注目度の高い日曜劇場でも光る存在感
現在放送中の日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』(TBS系)で、警視庁捜査一課に所属する護道泉役を演じているKing & Prince・永瀬廉。King & Princeのメンバーとしての活動に加えて、俳優としても多数の作品で存在感を発揮している永瀬だが、今作での演技もSNS上で話題を呼んでいる。本記事では、初の刑事役に挑戦する彼が見せる、俳優としての新たな魅力に迫りたい。
『ラストマンー全盲の捜査官ー』は、全盲の人たらしFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋)が凸凹バディを組んで難事件に挑んでいくというストーリー。初回放送時からSNSでも話題の本作で、永瀬は心太朗の甥であり、代々、警察庁長官を務め上げてきた由緒正しい“護道家”の次期当主である警視庁捜査一課の刑事・護道泉を演じている。
泉は、エリート家系に育ちながらもその家柄を一切鼻にかけることなく、曲がったことが大嫌いな真っ直ぐな性格というキャラクター。5月14日に放送された4話では、痴漢の加害者が連続殺害されるという事件が発生する中、過去の経験によって、痴漢犯罪に複雑な思いを抱いている捜査支援分析官・吾妻ゆうき(今田美桜)のことを気遣う心優しい姿が描かれた。さらに、連続殺人犯を逮捕する混乱の中で、犯人のターゲットだった痴漢が逃亡した際には、犯人に毒針で刺されて苦しむ吾妻に「今の痴漢、捕まえて…」と託され、警棒や体術を駆使して確保するという勇ましい姿も。SNS上では「警棒出すとこから全部がかっこよすぎ」「泉くんのアクションも初めての逮捕シーンも最高」といった絶賛の声が多くあがるなど、初の刑事役での存在感ある演技が話題を呼んだ。
今作への出演オファーを受けた際の心境について、永瀬は公式インタビューの中で、「めちゃめちゃ嬉しかったですね」と明かし、福山や大泉との共演により、俳優として多くのことを吸収できそうだと喜びを覗かせていた。そうした言葉の通り、永瀬は、別番組の出演時には“カメラが向いていない時に大泉の方を見て勉強している”と話しており、さらに大泉からはアドリブ指南も受けているという。今年放送されたドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)で見せた繊細な演技が多くの視聴者の心を掴むなど、俳優として勢いに乗っている印象の永瀬だが、多彩な作品に出演し、経験豊富な先輩俳優と共演することが、今後の飛躍に繋がりそうだ。
注目度の高い日曜劇場でも、その存在感が光る永瀬。ドラマは中盤に突入し、皆実が視力を失う原因になった41年前の事件と護道家の過去がリンクしていく…という展開が予告されている。次回第6話の予告では、泉が「本当のことを知ったら絶対に傷つきます!」と深刻な表情で言う場面も公開されているが、皆実・心太朗のストーリーに、泉がどのように関わっていくのか。ドラマの展開と合わせて、永瀬が見せる演技にも注目だ。