北村匠海『東京リベンジャーズ2』『教場0』で存在感を発揮!若手の実力派として止まらない勢い
公開から24日で観客動員数155万人を突破し、興業収入も20億円を突破するなど、話題を呼んでいる映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』で主演を務めている北村匠海。本記事では、現在放送中の月9ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)でも、キーパーソンとなる新人刑事役を演じて注目を集めている彼の俳優としての活躍に注目したい。
現在公開中の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』は、2021年7月に公開され、同年度の実写映画興行収入No.1記録を達成するなど、大ヒットした映画『東京リベンジャーズ』の続編作品。北村は同シリーズで、元恋人を救うため、高校時代に何度もタイムリープを繰り返しながら奮闘する主人公・タケミチこと花垣武道を演じている。なお、最新映画の公式サイトに掲載されている「PRODUCTION NOTES」内では、“北村がチームの精神的な支柱だった”と綴られており、ハードな撮影でも、出演者が一丸となって完成度を高めていく輪の中心に彼がいたという、座長らしさを感じさせるエピソードも明かされていた。北村を中心に、山田裕貴・吉沢亮といった実力派俳優が切磋琢磨し、熱量の高い芝居を見せていることが、同シリーズがヒットした理由の1つではないだろうか。
そんな北村は現在、2020年と2021年に新春SPドラマとして放送された『教場』シリーズの最新作であり、木村拓哉演じる主人公・風間公親が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描いたドラマ『風間公親-教場0-』にも出演している。北村は今作で、子供の頃から警察官になることを夢見ていた新人刑事・遠野章宏役を演じており、5月15日放送の第6話では、遠野がかつて親しくしていた高校時代の同級生が、“夢を必ず叶えて”というメッセージを残して亡くなったというエピソードを語りつつ、「だから僕は、刑事にならないと」と強い意志を覗かせる場面が描かれた。しかし、その直後には、2人が追っていた犯人から突然の襲撃を受け、遠野が重傷を負ってしまうという衝撃的な展開に。息も絶え絶えになって、風間に「指導官…僕は刑事になれませんか…?」と問うシーンも放送され、視聴者からは「放心状態」「切なくて涙が止まらない」と驚きや悲しみの声があがったほか、北村が見せた迫真の演技を絶賛する声も多かった。
過去に出演したテレビ番組では、憧れている俳優について聞かれた北村は、木村の名前を挙げており、2021年放送のスペシャルドラマ『教場Ⅱ』での木村との共演を“大量の雨のシーンで本当にしんどかった”と振り返りつつ、木村が自分を気遣って「これが1番あったまるから」とカップ麺を渡してくれたといい、「人間性もしかり、現場の居方だったり、見せてくれる背中だったり。イケてますよ、本当に!」と、木村を尊敬する姿勢を見せていた。今回、続編の『風間公親-教場0-』に出演するにあたり、北村は、「僕はもうぶつけるだけだと思っていますし、僕の持っている球を投げ続けるしかないと思っています。ぶつかり稽古ですね(笑)」と公式サイトに寄せたコメントの中で語っており、俳優として経験豊富な憧れの木村との共演は、北村にとって良い刺激となったのではないだろうか。
6月30日には『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の公開も控える中、11月公開の映画『法廷遊戯』にも出演するなど、2023年も勢いに乗っている北村。同世代や先輩俳優らから刺激を受け、成長し続ける彼のさらなる活躍に期待したい。