松村沙友理『推し武道』『ショジョ恋。』主演作での経験を活かした女優としての成長に期待
現在放送中のドラマ『ショジョ恋。』(フジテレビ系)で主演を務めている松村沙友理。5月12日公開の『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』でも、ドラマ版に引き続き主演を務めており、女優として活躍を見せている。本記事では、『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』で演じるアイドルオタク役や、『ショジョ恋。』での演技に着目し、彼女の女優としての成長に迫りたい。
乃木坂46時代から『賭ケグルイ』(毎日放送/TBS系)シリーズなどに出演し、存在感を発揮していた松村。グループ卒業後も、映画『ずっと独身でいるつもり?』(2021年)やドラマ『プロミス・シンデレラ』(TBS系/2021年)といった話題作に出演し、着実に女優としてステップアップしてきた。2022年には『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(朝日放送テレビ)で、熱烈なアイドルオタク・えりぴよを演じたことでも大きな話題に。過去のInstagramの投稿では、「今まで私がもらった沢山の愛と応援を この作品にのせるつもりです!」と綴っており、アイドルだった松村がファンを演じるという経験は新しい挑戦だったと言えるだろう。
ドラマ版の続きとして描かれる『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』は、岡山のローカル地下アイドル“ChamJam”のメンバー・舞菜ひとすじの生活をしていたえりぴよが、推し始めてから4年目に突入したある日、ChamJamに東京進出の話が浮上する…というストーリー。ドラマ版でも、そのアイドルオタクの熱演ぶりに、「まっちゅん演技うまいな!」「さゆりんご、超合ってる役」「リアルえりぴよでびびる」などの声があがっていただけに、劇場版ではさらにパワーアップした松村の演技が見られそうだ。
また、同じく松村が主演のドラマ『ショジョ恋。』は、美人で仕事もバリバリこなし、誰もが憧れる存在の庄司しょう子(松村)が、過去の恋愛トラウマから恋に臆病になっている中で、“恋活シェアハウス”に入居し、男女で共同生活を送るところから恋が進展していく。4月27日に放送された第3話では、しょう子と、美大に通う苦学生の月島圭(美波)とのキスシーンがあり、2人の関係性は大きく進んだ。以前、自身が出演したラジオ番組で、初めてのキスシーンについての話題になった際には、“相手が慣れていて、それに合わせるような形でスムーズに撮影ができた”と裏話を語っていたこともある松村。過去の経験を活かして、より自然に演技ができた部分もあるのではないだろうか。
『ショジョ恋。』『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』と立て続けに話題作への出演が続いている松村。コメディから恋愛ドラマまで、バラエティ豊かな作品の経験を経て、女優としての実力を磨いていきそうだ。今後の活躍に期待したい。