山田涼介『王様に捧ぐ薬指』“ドS御曹司”役に反響!王道ラブコメディへの挑戦でSNSでも話題沸騰

2023.4.25 20:00

4月18日から放送がスタートした、橋本環奈が主演を務め、Hey! Say! JUMP山田涼介がその相手役を演じるTBS系ドラマ『王様に捧ぐ薬指』。第1話放送時から早くも「コメディ要素からキュン要素まで最高に楽しかった」「きゅんとドキドキが止まりません」「今後の展開から目が離せない 」などとSNSで多くの反響があった。本記事では、橋本演じる主人公・羽田綾華にプロポーズする“ドS御曹司”役の山田が今作で見せる新境地に注目し、彼の俳優としての魅力に迫りたい。

【関連】山田涼介、主演ドラマ『俺かわ』で見せる新境地!俳優としての実力を高めてきた役作り

『王様に捧ぐ薬指』は、大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女性との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”が繰り広げる胸キュンラブコメディ。初回放送からSNSでトレンド入りを果たすなど、さっそく話題を呼んでいる今作で、山田は橋本演じる主人公・羽田綾華が働く結婚式場の社長であり、経営のために自ら広告塔となり、綾華に契約結婚を申し込む“ドSな御曹司”の新田東郷を演じている。

2015年に主演を務めた『映画 暗殺教室』(2015年)で「第39回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞し、さらに昨年は、ドラマ『親愛なる僕へ殺意を込めて』(フジテレビ系)で、二重人格の青年という難役に挑み、その演技が視聴者から高く評価された山田。一方で、YouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』にアップされた動画の中では、“ファンタジーの要素がない恋愛ドラマに出演するのが初めて”と明かし、「大体事件解決して、巻き込まれ、みたいなのが多かったっすね」と笑いまじりに語っており、わたなべ志穂作の女性向け漫画を元にした“王道ラブコメ”である今作への出演は、俳優として長く活躍してきた彼にとっても新たな挑戦と言えそうだ。

先日放送された第1話では、綾華と東郷の結婚式での誓いのキス、そしてPRのためカメラの前で口づけをするという2度のキスシーンがあり、視聴者を「衝撃の第1話」「こんな絵になるキスシーンある??」と驚かせた。その一方で、愛情のない“メリット婚”という関係から、2度目のキスシーンでは撮影者がその場を離れて2人きりになった瞬間に唇を拭い、言い争うコミカルな場面も。こうした“胸キュン”とコメディのバランスの良さに加え、橋本と山田の、まるで女性向け漫画から飛び出したような華やかなビジュアルが、初回放送からお茶の間の心を掴むきっかけとなったのではないだろうか。

また、嫌味な言動が目立つ東郷だが、作中では、業績不振の結婚式場の社長として厳しい表情を見せるシーンや、ソファから落ちて寝ている綾華をお姫様抱っこでベッドに運ぶ優しい一面も描かれた。今作に出演するにあたり、公式サイトに寄せたコメントの中で、“王道ラブコメ”への挑戦に不安を覗かせていた山田だが、こうした様々なギャップを見せる東郷を繊細な表情で演じる姿に、ネット上では「演技力高すぎて一瞬の表情で東郷の気持ち伝わる」「山田くんの細かい表情の演技めっちゃいい」といった絶賛の声が多くあがっていた。俳優として経験豊富な山田が演じることで、東郷というキャラクターがより魅力的な人物となっていることがうかがえる。

『王様に捧ぐ薬指』は、女性向け漫画原作の王道ラブコメディだが、これまで数々の作品に出演し、演技力を磨いてきた彼だからこそ、演じる役柄やストーリーに説得力が生まれるのではないだろうか。同ドラマの今後の展開、そして山田の俳優としての今後の活躍にも、ぜひ注目していきたい。

【放送情報】

◆TBS系火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』
毎週火曜よる10時放送
原作:わたなべ志穂『王様に捧ぐ薬指』(小学館プチコミックフラワーコミックスα)
脚本:倉光泰子/関久代
主題歌:Hey! Say! JUMP「DEAR MY LOVER」
挿入歌:Awesome City Club「アイオライト」(cutting edge)
音楽:G.B.’s Band(Prod. by GeG)
ウェディング監修:ワタベウェディング

web:172.30.1.100