山下美月・賀喜遥香ら、この春それぞれの個性を発揮して活躍する乃木坂46メンバー
4月に入り番組改編が行われていく中で、ドラマやテレビ番組へと活躍の場を広げている乃木坂46のメンバー。本記事では、この春に様々な分野での活躍が期待される彼女たちに注目したい。
まずは3月31日に明治神宮野球場にて開催されたプロ野球開幕戦「東京ヤクルトスワローズvs広島東洋カープ」にて始球式を務めたのが、4期生の賀喜遥香だ。これまでも久保史緒里や金川紗耶らが挑戦してきた始球式だが、賀喜にとっては初めての経験。YouTubeチャンネル『乃木坂配信中』では久保や金川から激励を受けたことを明かしており、「しっかりここで決めて、いいスタートダッシュのお力になれたらなと思っております」と意気込みを明かしていた。また本番前にはサイスニード投手らと投球練習をしたこともあり、無事にノーバウンドで終えることができた賀喜は「良かったです」と安堵の表情を見せており、乃木坂46の代表として大きな爪痕を残すことができたのではないだろうか。
そして2022年度後期NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』にて、朝ドラ初出演でヒロインの幼なじみ・望月久留美を演じたことでも大きな話題となった3期生・山下美月は、4月28日から放送がスタートするドラマ『弁護士ソドム』(テレビ東京系)に出演が決定。同作で山下は元結婚詐欺師という経歴を持ち、変装をすることが得意な三木天音という新たな役どころを演じる。公式サイトでは「可愛く愛らしいキャラクターにしたいと意気込んでおりますので、今作のスパイスとなるよう全力で演じたいと思います!」といったコメントを寄せている。『舞いあがれ!』では親近感のある役どころを演じ、山下の自然体な演技が世間に浸透していったが、同作では少し刺激のある役なだけにギャップも大いに楽しむことができそうだ。
山下の同期である3期生の阪口珠美は、『ぐるり東京 江戸散歩』(TOKYO MX)の番組MCに就任。阪口は公式ブログにて“東京出身の私にもできる事があるといいなと願っていた”と心の内を明かしつつつ、「番組をみて みなさんが行ってみたくなるように ご紹介できるといいなと思っています」とアピールしていた。これまでに様々なゲストが登場している同番組だが、先日の放送で阪口はゲストの渡辺正行と親子のようなやり取りを披露。阪口の独特の受け答えやテンポは番組の和やかな雰囲気とよくマッチしており、この番組を通して阪口の魅力がさらに開花し、多くの人に届いていくことが期待される。
4月から『THE TIME,』(TBS系)の月曜レギュラーとなったのは、5期生の一ノ瀬美空。梅澤美波から引き継いだ形での就任となっており、一ノ瀬は梅澤から多くのアドバイスを受けたことを公式ブログで明かしていた。2度目の生出演となる4月17日の放送回では、“アイドル前髪”と呼ばれる分け目を三角形にしたヘアスタイルの話題が展開された流れで、総合司会の安住紳一郎アナウンサーの前髪に対して「意識されています?」とイジる様子が見られ、早くも共演者と良い関係性を築いていることをうかがわせた。また5期生は、4月から映像配信サービス・Leminoなどでスタートした『古書堂ものがたり』にて、初のドラマ出演も果たしている。今後、5期生が主体となる番組が増えていくことが予想される中で、一ノ瀬がどのように存在感を発揮していくのか、その活躍にも注目したい。
こうして各々のフィールドで活躍を続ける乃木坂46のメンバーたち。1期生と2期生の卒業という大きな岐路に立たされている乃木坂46ではあるが、彼女たちの個人活動はグループに新たな風と勢いをもたらしてくれるのではないだろうか。