アイドルから女優へー。村田寛奈「いろんなお芝居を経験して、自分のできることを増やしていきたい」

2021.10.11 18:00
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村田寛奈

グループが活動休止中の現在は女優業に注力している村田寛奈さん。

最近では、映画『彼女来来』や舞台への出演など、着実に実力と実績を積み上げてきています。

そんな彼女が10月3日(日)から放送・配信がスタートした、WOWOW連続ドラマ『ソロモンの偽証』に生徒・倉田まり子役として出演します。

今回は、これからの活躍がますます期待される村田さんに、ドラマ『ソロモンの偽証』、お仕事全般について、またプライベートまで色々お話しを伺いました。

ーーまず、ドラマ『ソロモンの偽証』について伺います。村田さんは、上白石萌歌さん演じる主人公・藤野涼子の親友・倉田まり子役を演じられていますが、演じるにあたって準備したことや役作りの工夫などはありますか?
 
村田寛奈さん(以下:村田):ドラマの撮影にレギュラーとして出させていただくことは、9nineが活動休止してからほぼ初めてだったことや、たくさんの役者さんがいることから、絶対に現場に迷惑をかけないようにという思いで準備しました。

まり子はクラスの中でも一段と明るく素直すぎるほどまっすぐな子だと感じたので、自分の高校時代を思い出したり、高校時代の写真を見返してみたり、まり子みたいな子をヒントにして、私なりにまり子を作っていきました。
 
ーー主演の上白石萌歌さんとの特に印象的なエピソードがあれば、教えてください。
 
村田:二人でのシーンも何回かあったりして、もう少しこうしてみる?とか、萌歌ちゃんの方から言ってくれたりして、萌歌ちゃんにお世話になりっぱなしでした。

村田寛奈
村田寛奈

 
ーードラマ撮影で思い出に残っていることはありますか?
 
村田:真冬で雪が降るような場所での撮影だったのでとにかく寒かったです(笑)
セットではなく学校での撮影で、体育館は特に寒くて、待ち時間は役者さんみんなでストーブの取り合いでした。

あまり自分からコミュニケーションをとれるタイプではないのですが、みんなで寒い寒いと言いながらストーブの前で温まってる間に話が盛り上がったりして仲良くなることができました。
 
ーー『ソロモンの偽証』は現代の私立高校を舞台にしたストーリーですが、村田さんは学生時代はどんな生徒でしたか?
 
村田:割と静かにしているタイプで、友達が話しかけてくれるまでずっと、自分の椅子から離れないでダラダラとしていることが多かったです。

もちろんお仕事もあったけど、たまにずる休みしたり…(苦笑)

ただ、どれだけ学校休んでも、テストだけはしっかり受けて、しっかり点を取っていたので、みんなに不思議がられていました(笑)
 
ーー今回のドラマのどのような部分に注目してほしいですか?
 
村田:このドラマ版では、現代の社会性に寄り添っていたり、高校生という設定に変わったこともあって、「新たな物語」として楽しんでいただけると思います。

高校生ならではのリアルな様子にぜひ注目して観ていただきたいです。

村田寛奈
村田寛奈

ーーそれでは、次はお仕事全般について聞かせてください。ご自身にキャッチフレーズをつけるとしたら何ですか?
 
村田:「幼顔なのでいつまでも制服着られます。学生役、お待ちしております」とかですかね…。
9nineのときは「パワフル」とか「みんなの妹」とか付いてたんですけど、もうそれは使えないかな(笑)
 
ーー女優という仕事のどのような点にやりがいや楽しさを感じますか?
 
村田:まだまだお芝居は未熟なところばかりで、わからないこともたくさんあるのですが、今はすごく楽しいです。
いろんなお芝居を経験して、自分のできることを増やしていきたいです。
 
ーーYouTubeチャンネル『#ひろろいろ』では、ギターの弾き語り動画をアップされていますね。今後他にチャレンジしてみたいことなどはありますか?
 
村田:まだ弾き語りでの動画しかあげていなくて、いつかはフルバンドでアレンジをしたカバー曲をあげたり、自分の作った歌でMVを作成したり、出来たらいいなと思っています。
 
ーー出演されている舞台「ギア-GEAR-」Eastでは、セリフを使わない“ノンバーバル”という演出に挑戦されていますが、この舞台を経験して得た学びや、今後に活かしたいことはありますか?
 
村田:これはすごく大きいなぁと、いつも感じています。

言葉を話さないことがどれだけ難しかったのか、今になってすごくわかるというか。そのおかげで台詞一つの考え方がすっきりとしていて、自分ではまだあまりわからないけど目線の使い方とか、身体の使い方とか、瞬発力が付いたのかなと勝手に感じてます。

今後はその瞬発力を自分で理解して、お芝居に活かせられるように頑張ります。
 
ーーこれから活動を続けていく上で、達成したい目標や、叶えたい夢はありますか?
 
村田:たくさん叶えたいことや目標はあるのですが、今はたくさんのお仕事をすることを目標にしています。

これがすごく難しくて、オーディションに受からなければお仕事もできなかったり、コロナの影響もあったり、工夫して自分なりに動いていかなきゃと感じています。

小さなことからコツコツ、またドラマや、映画に出演できるように、絶賛勉強中です。

村田寛奈
村田寛奈

ーー少しプライベートな部分も伺えればと思います。趣味は作詞作曲ということで、楽曲制作にも力を入れているそうですが、制作をする上で大切にしていることやこだわりはありますか?
 
村田:これもまだまだ未熟で、行き当たりばったり感は否めないのですが、それが今の良さなのかなと感じています。

詳しい音楽理論なんてものはわからないし、世の中にいい曲と言われるものはたくさんあるし、そんな中でどれが自分らしいのか、なんとなく確立されてきている気がしていて、これからも突き詰めていければこだわりも見つかると信じています。
 
ーー音楽に興味を持つようになったきっかけは何ですか?
 
村田:物心ついた頃から、歌ったり踊ったりすることが好きだったところがきっかけだと思います。

自分もステージに立ちたい!と思うようになって小さい頃からダンスと歌だけをひたすらにやってきました。

なのでその頃は、弾き語りをする、作詞作曲をするとは考えもしなかったし、さらにお芝居もしているなんて、私自身が一番びっくりしているのかもしれません。
 
ーーダンスや振付が特技ということですが、特にダンスが好きなパフォーマンスグループやアーティストはいますか?
 
村田:このアーティストが好きというのは昔からあまりなくて、色んなアーティストさんを聴くことが多いのですが、パフォーマンスグループだと、最近は妹の影響もあって、韓国アイドルをよく見るようになりました。

グループだと、この間NetflixでBLACKPINKさんのドキュメンタリーを観て、そこからMVやライブ映像を観たりしてかっこいいなぁと刺激をもらってます。
 
ーーそれでは最後に、応援してくれるファンの方へ、メッセージをお願いします。
 
村田:いつも応援ありがとうございます。

ファンの方から、楽しみにしてるという声をたくさんいただいたので、これから皆さんに楽しみを届けられるように頑張ります。

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