“次世代イケメン俳優”と注目度急上昇！鈴木康介、“役作りで悩む時間が僕にとってはとても幸せな時間”

ーーまずは、ドラマ『ソロモンの偽証』について伺います。鈴木さんは、ドラマ内の“学校内裁判”で容疑者となる大出俊次（坂東龍汰さん）の友人・井口充を演じられています。役が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

鈴木康介さん(以下：鈴木)：率直にとても嬉しかったです、宮部みゆきさんの作品に出演できることができ本当に嬉しかったです。素敵な作品でプレッシャーもありましたが、同世代の豪華なキャストの皆様とご一緒することが嬉しく、楽しみの方が大きかったですね。クランクインが待ち遠しくてたまらなかったほどです！

ーー不良グループの一員という役ですが、ご自身との共通点や正反対だと思う面はどんなものでしょうか？

鈴木：真逆なタイプだと思います（笑）

井口はカースト上位ってタイプの人間だと思うんです。
上位で居続けるために大出にくっついて、カッコつけてってタイプなのですが、僕はその逆で高校時代は自分がどう見られているかとか地位や権威などはまったく気にするタイプでは無かったので、井口とは真逆だなと感じました。

ーーでは、鈴木さん自身に一番近いと思うドラマ内のキャラクターはいますか？

鈴木：女性ですが、(上白石萌歌さん演じる)藤野涼子かなと思います。他人のために頑張ったり、すごく真面目で、でもその真面目が少し空回りしたり、少し頑固でもあったりして…。

そんな藤野涼子に共感しながら台本を読んでいて、自分と似てるなーなんて思いながら読んでいました。

ーー原作は売上累計300万冊超える大人気小説ですが、今回ドラマ脚本を読んだ時の印象や感想をお聞かせいただけますか？

鈴木：今回、原作も読み、映画、韓国でリメイクされたソロモンの偽証も観て、脚本を読んだのですが、映画より長いこともあり「一人一人のストーリーが濃く描かれているなぁ」と思いました。

とても面白く、毎話、毎話、次の話が気になる終わり方をしていて、原作を知ってる人も知らない人でも楽しんでいただけるかなと思います!

ーー『ソロモンの偽証』は私立高校が舞台のドラマですが、鈴木さん自身の学生時代はどんな生徒でしたか？

鈴木：サッカー部に入っていて、毎日サッカーに明け暮れていました。
　
授業終わりに友達と寄り道してたこ焼き買ったりするのに憧れていましたが、毎日サッカーをやっていました。勉強は出来る方ではなく、よく居残りや追試をやらされていました（笑）

ーー同年代の方々との共演が多い撮影だったかと思いますが、現場の様子はどのような雰囲気だったのでしょうか？

鈴木：みんな制服を着ているせいか、同じ学校に通っている生徒に見えてきて、ワイワイ話して盛り上がっていました。

僕はクラスのメンバーとはシーンで関わる事がなかったので、どんな感じで撮影してるのかクラスのメンバーに聞いたりしていました。

ーーその中で、共演シーンが多かった俳優さんは誰ですか？また、撮影中に印象深かったその方とのエピソードなどあればお聞かせください。

鈴木：不良メンバーの坂東さんと緒方さん(編集部註：緒形敦さん)とシーンが一緒のことが多く、ホテルも同じで一緒に大浴場に入ったりしてとても楽しい時間を過ごしていました。

3人で過ごす時間が多かったので、お芝居でも阿吽の呼吸ができ、自然な空気感が生まれたのでは無いかと思います。
　
ーー注目して欲しいシーンやお気に入りのシーンを教えてください。

鈴木：全部です（笑）全てのシーンに思い入れがあり、大切です！

その中でも特に注目して欲しいのは裁判のシーンです。
いつもカッコつけていた井口が人間らしさを見せるシーンかなと思っています。

ーーそれでは次は、お仕事全体についても聞かせてください。映画やドラマのみならず、MVやバラエティの再現ドラマなど様々ご出演されていますが、今後こんなジャンルや役を演じてみたいなど、お仕事で挑戦したいことはありますか？

鈴木：自分のイメージとは全く違った役に挑戦したりしてみたいなと思います。

役作りが難しいほど悩むのですが、悩む時間が僕にとってはとても幸せな時間なんです！
あとは昔警察官になるのが夢だったので、警察官の役などやってみたいです！

ーーこれまで俳優活動の中でターニングポイントとなった役やお仕事はありますか？

鈴木：浅草軽演劇集団ウズイチの第3回公演です。

僕の初めての俳優のお仕事が舞台で、何が分からないのかが分からない状態で稽古をしていて、本番を迎えたのですが、僕のお芝居でお客さんが笑ってくださり、そして感動して涙を流してくれてる人もいて、僕のお芝居が人に影響を与えている事に驚いたと同時に感動しました。

それから、もっと見ている人にたくさん素敵なものを届けたいと思い、仕事の向き合い方が変わりました。

ーーその舞台の公演と前と後でご自身にどのような変化がありましたか？

鈴木：自分のためや、自己満足でやっていたのですが、人に影響を与えていることを感じてから、ファンの皆さんに僕を見て元気になって欲しいとか、もっと素敵なものを届けたいと思うようになりました。

ーーでは、今度はプライベートについても伺います。Instagramの写真がオシャレだと反響が寄せられていますが、ご自身が思う撮影のコツなどはありますか？

鈴木：特にこだわりなどは無いのですが、服が大好きなのと、周りにオシャレな友達が多いので、撮ってもらったりしています。

コツなどは無く、ただ好きな写真を載せているだけです！
　
あと、フィルムカメラで写真を撮ったりするのが好きで、撮影のオフショットなどを撮ったものを載せたりしています！

ーーファッションで、好きなスタイルやこだわっているポイントがあれば教えてください。
　
鈴木：よく、オシャレは我慢って言葉がありますが、僕はその逆で、普段の日常生活を快適に過ごせるのがオシャレの最低条件です。

暑い時は重ね着などはせず、インパクトのあるTシャツなどをきたりして工夫したりしています。
テーマカラーをつけたり、今日のファッションの主役アイテムなどをつけたりして、とにかくファッションを楽しんでいます。

ーーそれでは、最後に、応援してくれるファンの方へ、メッセージをお願いします。　

鈴木：いつも僕を応援してくださりありがとうございます。コロナ禍でなかなか上手くいかないことや、ストレスが溜まることなどが多いかと思いますが、ファンの皆さんに会える日を楽しみに僕も頑張ります。応援よろしくお願いします。