久間田琳加「カッコいい二十歳になりたい」、「マリーミー!」で生まれた結婚への想いの変化&「大人の女性の抱負」を語る
この作品は、架空の法律「ニート保護法」の試験的実施の被験者に選ばれたエリート国家公務員の秋保心(瀬戸利樹)と久間田さん演じるニートの沢本陽茉梨が「強制結婚」することで始まる“ほわキュン”ラブストーリー。原作コミックが「100万人が選ぶ 本当に面白いWEBコミックはこれだ! 2018」の女性向け作品ランキングで堂々の1位を獲得するなど、女の子の夢が詰まった作品になっています。
来年2月に二十歳の誕生日を迎える久間田さんに、ドラマを通して変化したという結婚への想い、女優としての今後の活動について、大人の女性としての抱負など、お話を伺いました。
-ー「マリーミー!」が絶賛放送中です。地上波初出演で初主演ですが、まず、ご自身がテレビの画面に映っている姿を見た感想からお願いします。
久間田琳加さん(以下、久間田):第1話の放送はリアルタイムで観ました。クランクアップをしたときは達成感がありましたが、実際に放送されているドラマを見たら、不思議な気持ちになりました。自分だけど、目の前にいるのが自分ではない気分といいますか…。モデルとして初めてファッション雑誌の誌面に出たときとはまた違った感覚でした。でも、嬉しかったです。
-ーSNSなどでも評価が高く、多くの人が楽しみにしていることが伝わってきます。久間田さんの元にはどんな声が届いていますか?
久間田:ありがたいことに「原作の再現率が高い」というお声を頂いています。美術さんや衣装さんをはじめ、ふんわりとしたテイストに撮って下さっているカメラさんなどスタッフのみなさんが作り上げて下さった世界観に助けて頂いている部分が多いのですが、そういうお声を頂けて嬉しいです。
-ー撮影現場は、どんな様子だったのでしょう。
久間田:瀬戸さんをはじめとする共演者の方々はみなさん個性的な方ばかりでとても楽しい現場でした。瀬戸さんがみんなを笑わせたりと、現場を盛り上げてくださいました。
-ー女優活動について感じたことは?
久間田:ドラマの現場は初めてだったのですが、すてきな現場に恵まれたなと感じています。また、ぜひ挑戦したいと思う分野になりました。
マンガが好きなので、これまでも少女マンガの実写化にはすごく興味がありましたし、「マリーミー!」のお話を頂いたときも、すごく嬉しかったです。今回、「マリーミー!」を通して、マンガの実写化ドラマっていいなと改めて思いました。
もちろん、難しい部分はありますが、チームワークで試行錯誤しながらマンガの世界観を実写化していくことは楽しかったです。マンガが好きという想いは誰よりもある気がするので、実写化作品にたくさん出演したいです。
-ーお話を聞いていても、マンガへの熱い想いが伝わってきました。どんなマンガが好きなのかも気になります。
久間田:いわゆる少女マンガです。「マリーミー!」みたいなキュンキュンする作品が好きです。
-ー「マリーミー!」を通して“結婚”を体験されましたが、結婚について考えるキッカケになりましたか?
久間田:したい、したくない、という以前に、結婚について深く考えたことがなかったのですが、この作品を通して、「結婚ってどんなものなのだろう?」と考えることが増えました。今は、すごくキラキラしたものに見えます。
-ー理想のタイプは、少女マンガに出てくる“王子様”?
久間田:そうですね、しっかりしている方がいいなと思います。私は「しっかりしてそう」とか、「10代に見えない」と言われることが多いのですが、プライベートでは姉御肌の友達が多いです。私自身、お兄ちゃんがいるので、妹気質なところがあるのです。なので、ほどよく助けてくれる人がいいなと思います。
-ー来年2月に二十歳の誕生日を迎えられます。今、どんな心境ですか?
久間田:ちょっと前までは、10代でいたいとも思いましたし、一方、20代もいいなと思っていました。今は周りの友達がどんどん二十歳になっているので、私も早く二十歳になりたいです。
-ーモデル、バラエティ、女優など多彩な才能を発揮されていますが、今後、どの分野に注力したいなど、考えることはあるのでしょうか?
久間田:色んなお仕事をさせて頂いていて、どの分野にも興味があります。モデルはずっと続けていきたいのですが、何でもできる“カッコいい二十歳”になりたいです。
-ーモデルとしてやってみたいことはどんなことでしょう。
久間田:「Seventeen」で専属モデルをやらせて頂いているのですが、年齢では上から数えた方が早くなってきました。「私が引っ張っていかなきゃ」という気持ちもあります。実は人見知りなのですが、先輩らしく、後輩に話しかけて、頑張りたいです。
-ー新たな専属モデルを選出する「ミスセブンティーン2020」の結果も発表されましたね。
久間田:そうなんです。この間も、後輩の子と一緒の撮影があったのですが、可愛いすぎて、目を見てしゃべれなかったです(笑) みんな中学生とかで、妹がいたらこんな気分なんだろうと思いました。コミュニケーションはもっと、頑張らないといけないです(笑)
-ー「ミスセブンティーン2020」に選出された入江美沙希さんと藤村木音さんのインタビュー記事を拝見したのですが、お2人とも、憧れのモデルとして久間田さんのお名前を挙げていました。
久間田:実際に後輩たちに会って、やっと私のことを観て目標にしてくださっていることを実感できたといいますか、「自分も年上になっているのだな」と感じました。それにしても、みんなとっても可愛くて。
-ーもう、妹気質ではいられないですね。
久間田:そうなんですよ。妹気質は出せないんです。どうすればいいですかね(笑) 自分の兄を見習って、頑張ります!
-ーどんな大人の女性になりたいですか?
久間田:柔軟になりたいなと感じます。何でもできる女性ってカッコいいじゃないですか。どんなことでもこなせてしまう女性にいつか、なりたいと思います。
-ー二十歳の抱負もお願いします。
久間田:周りの方から見たら大人という年齢になるので、今までよりも背筋を伸ばしていきたいです。「Seventeen」を引っ張っていかなければいけないという覚悟を持ち、バラエティも、女優業でも、みなさんに「りんくまちゃん、最近、頑張っているね」と言って頂けるようになりたいです。
-ー「マリーミー!」を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします。
久間田:ほわキュン度はどんどん増していきます。「ニートと国家公務員という現実世界では絶対に出会わないような2人が恋愛に発展するのか?」というところから始まったのですが、家族になり、夫婦になっていき、ドキドキする要素がどんどん増えていきます。2人の成長する姿にも注目しながら、ほわキュンを楽しんで頂けたらと思います。
-ーありがとうございました!