ムッシュかまやつに関する記事一覧
-
ムッシュかまやつさんへの追悼コメント続々。夏木マリ、矢野顕子、綾小路翔も
1日、ミュージシャンのムッシュかまやつさんが亡くなったという訃報を受け、Twitterではかまやつさんへのコメントが溢れ、著名人も追悼のコメントを送っている。
2017.3.2 21:41
-
Char、日本ロック史に新たな伝説としてその名を刻んだコンサート『ROCK+』の映像作品化が決定!
Charが、それまでに関わってきたアーティスト12人(泉谷しげる、佐橋佳幸、布袋寅泰、ムッシュかまやつ、石田長生、奥田民生、松任谷由実、佐藤タイジ、JESSE、福山雅治、宮藤官九郎、山崎まさよし)に新曲の書き下ろしを依頼し、完成した作品が2015年5月発表の還暦アニヴァーサリー・アルバム『ROCK+』。その際、相談やリクエストはなく、プロデュース全般も彼らに委ねたのだが、そこでCharが強くこだわったのは、「オレのロックになにをプラスしてくれるか?」だったという。
そのレコーディングを通じて実際にいくつもの「プラス」を手にしたはずのCharが、還暦前夜の6月15日に開催したのコンサートが「~The 六十th Anniv.~ “ROCK+” CHAR LIVE IN 日本武道館」。当日は十二支アーティストのうち10名、またアルバム参加アーティストから5名の計15名がシークレットゲストとして登場し、Charの記念すべき日に華を添えた。
新たな出発点としての意味も持つコンサートに、内容に関してはまったく告知されていなかったにもかかわらず、幅広い年齢層の、たくさんのファンが、それぞれに期待を抱きつつ足を運んだ。
『ROCK+』の1曲目でもある「カタルシスの凱旋」でコンサートがスタートするとすぐ、作者の泉谷しげるが登場。個性的なパフォーマンスで会場を盛り上げたあと、ステージはアルバム収録順で進んでいく。バンドの一員としても貢献した佐橋佳幸、布袋寅泰、ムッシュかまやつ、奥田民生、松任谷由実、佐藤タイジ、JESSE、福山雅治、山崎まさよしがつぎつぎとステージに上がり、それぞれがCharのために書き下ろした楽曲に、さらに新しい要素と味わいを加えていった。闘病中だった石田長生と、宮藤官九郎提供の「チャーのローディー」に映像パートのみVTR出演した阿部サダヲを別にすると、オリジナルアルバムのプロデューサー12人のうち、実に10人ものアーティストが武道館に駆けつけたことになる。
13曲目は、この時点では未発表のオリジナルで、「これから」に向けた意欲と意思を示す「Moving Again」。12人から提供された楽曲への、アンサー・ソングとも呼べる曲だ。このあと「Smoky」など4曲がアンコールで演奏され、コンサートは幕を閉じた。
チャリティや追悼などのイベントを別にすると、これだけの顔ぶれのアーティストが一同に会するコンサートは、日本では、過去に例のなかったものといえるだろう。豊かな音楽的内容も含めて、それはまた、ロックの新たな可能性を示すものでもあった。
その画期的なコンサートの作品化が、早くも決定した。一つの物語としての意味も持つ13曲目までをまとめた「コンパクト盤」、アンコール曲もすべて収めた「完全収録盤」、「LIVE CD盤」と全3形態となり、11月27日同時リリースとなる。
10月21日(水)には一足早く、LIVE CD盤がiTunes他配信サイトで先行発売が決定した。トレーラー動画も本日より公開スタートしている。
<リリース情報>
“Rock+” Eve - Live at Nippon Budokan -
2015年11月27日(金)リリース
<完全盤>
BD盤(Blu-ray+2CD)ZRRP-FV03 ¥6,500(税抜)
DVD盤(2DVD+2CD)ZRRP-FV02 ¥6,000(税抜)
<コンパクト盤>
DVD盤(DVD+CD)ZRRP-EV02 ¥4,000(税抜)
<LIVE CD盤> (10/21 先行配信)
ZRRP-EV01 ¥2,500(税抜)2015.10.9 15:09
-
亀渕友香CD「古稀」プロモーション第一弾!鎌倉・大本山建長寺法堂で熱唱
日本のゴスペル界の”BIG MAMA”亀渕友香が今年古稀を迎えるのを記念して、7月には戦前戦後の歌謡曲を中心にカヴァーした「古希vol.1モダニズム」、11月には唱歌、童謡を中心に収録した「古希vol.2エデュタメント」の2枚のアルバムを発売する。70歳にして「チャレンジ」をスローガンに掲げ、ムッシュかまやつ、ROLLYら男性歌手とのデュエットを中心に昭和の名曲の数々を歌い上げる内容だ。
その発売に先駆けて、5月10日(土)、アルバム「古希」シリーズリリース記念のライブを神奈川県・鎌倉の大本山建長寺にて行った。
五月晴れの午後、1814年に再建された法堂で、751年前に造られた千手観音像・パキスタンから渡来した釈迦苦行像・五本の爪を持つ天井の雲竜図に見守られながら、アカペラでの「アヴェ・マリア」の献歌からライブはスタート。
「昭和という時代の文化を歌にして伝えたい」という想いから始まった「古稀CD」制作の話から場面は一転。「お猿のかごや」「ミネソタの卵売り」と丹波博幸・窪田晴男のギター、上原”ゆかり”裕のパーカッション、鬼武みゆきのピアノとの斬新なアレンジと演奏に、懐かしそうに口ずさむ年輩者、手拍子を打つ若者らが一体となり、法堂内は「亀渕ワールド」に染まっていた。
このジャンルの音楽が法堂で奏でられるのは初。些か緊張していた亀渕やメンバーも曲が「夜来香」、「月光価千金」と曲が進むうちに伸びやかになり、「故郷」では観客を巻き込んだ大合唱となった。
最後を飾った曲は「You'll never walk alone」。歌の中盤で法堂の閉じられていた全ての扉が開かれ、明るい春の陽射しと爽やかな風が『君は一人じゃない、前を向いて、さぁ…歩こう』という、亀渕の力強く、優しい訳詞が歌声とともに客席を包み込んだ。
“BIG MAMA”としてたくさんのアーティスト、生徒、ファンに慕われる亀渕友香。彼女の魅力があふれ出たライブとなった。
(写真撮影:山口宏之)2014.5.12 18:53