Ayasa、ミニアルバムを3枚同時に制作中

2019.3.17 17:05

5弦ヴァイオリニストAyasaがミニアルバム「CHRONICLE」6、7、8を同時に制作している事を明かした。

ソロデビュー作「CHRONICLE I」(2015年12月)から続くこのシリーズ、「V」のリリースから1年以上が経ち、新作が熱望されていた。

「CHRONICLE VI」は、ヒットチャートを賑わす旬な作家達の楽曲で構成。彼らのオーストラリアでのコライト合宿で生まれた、洋楽テイストで夏にぴったりのライトな1枚となっている。

打って変わって「CHRONICLE VII」は、重厚なメタルアルバム。ロス在住のクリエーターとのコラボ作品で、中国、アジアに続き今年の目標でもある欧州、北米での活動も見据えた作品だ。

「CHRONICLE VIII」は架空の物語のサウンドトラック。イメージは江戸川乱歩、京極夏彦で、昭和初期が舞台の冒険SF映画を彷彿させるような新たな試みとなっている。これによりLIVEにも新展開が生まれそうだ。IVに続きサウンドプロデュースをrighttracksが担当している。

この3枚、それぞれレコーディングもビジュアルも完成に近づいているという。全くジャンルの異なるアルバムの同時制作というやり方は、常識外れというよりむしろAyasaの音楽に対する柔軟さと懐の深さを感じさせ、作品への期待が高まる。

各アルバムとも全世界配信を基本とし、フィジカル(CD)の販売は未定。なお「CHRONICLE VI、VII」の楽曲は5月3日、4日のワンマンLIVEで一部お披露目予定だという。

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