木梨憲武&藤井フミヤがあの名曲を!妻・安田成美への“愛”が詰まったパフォーマンス【木梨の会。チャリティーフェスタボー 後編】
とんねるずの木梨憲武がパーソナリティーを務めるTBSラジオ『土曜朝6時 木梨の会。』が2月8日(金)にマイナビBLITZ赤坂で番組発のイベント『木梨の会。チャリティーフェスタボー presented by TBS』を開催。歌やトーク、チャリティー企画など盛り沢山な内容が行われ、さらにはゲストとして木梨と関わりの深い豪華芸能人たちが登場した。
前編では赤江珠緒と作家であるジェーン・スーのコンビ、ハライチの岩井勇気が率いるバンド・THEE MAD COUNTRY’S STORE、ヒロミとその次男のバンド・SUMMER IS OVERなどバラエティーに富んだゲストが登場し、その模様をレポートした。今回は後編となる。
イベント後半では、氣志團の綾小路翔や、藤井フミヤ、さまぁ〜ずといった木梨と親交の深いゲストが出演。さらには木梨による豪華パフォーマンスが繰り広げられた。
観客のテンションが高まる中、「来れるんだったら歌ってくれ」と木梨に言われイベント前日に出演が決定した氣志團の綾小路翔がステージへ登場。代表曲『One Night Carnival』をパフォーマンスし、木梨もお揃いの学ランを身にまといダンスを披露した。続けて「うちの親戚」という紹介で藤井フミヤが登場し、番組内で藤井が作詞作曲した『友よ』を木梨とヒロミの3人で歌唱。さらには木梨との『白い雲のように』、藤井1人での『夜明けのブレス』を披露すると、会場は歌声に酔いしれた。
ゲストのトリとして登場したさまぁ〜ずは、仕事の関係上リハーサルをしていないながらも、とんねるずの楽曲の中から『心めぐり』と『情けねぇ』を歌唱。とんねるずと親交が深い2人の歌に観客も歓声をあげ、盛り上がりを見せた。
ゲストたちの出演後は、1人舞台に残った木梨が「俺の始めることみんな付き合ってくれて、スポンサーの皆さんたち本当にありがとうございました」とイベント開催への感謝を伝え、「とんねるず方面は今年後半までに間に合えばっていう感じで考えてますんで」ととんねるずのライブについても言及すると、観客は喜びの拍手を送った。
木梨はその後も「1人で歌ってみようかな」ととんねるずの楽曲『どうにかなるさ』を歌うと、続けて玉置浩二の『メロディー』、鈴木雅之の『ガラス越しに消えた夏』を本人のモノマネを交えながら披露し、会場は爆笑に包まれた。
そして「マイワイフ、成美さんの曲」として「みんな観てる前で成美さんのためだけの曲を歌います」と妻で女優の安田成美への想いが詰まった『I LOVE YOU だもんで』を熱唱。普段の夫婦の姿が目に浮かぶような歌詞に込められた安田への気持ちが観客にも伝わるパフォーマンスとなった。歌い終わると、「今、歌っててわかったんですけど、これ家でよかった話だよね。申し訳ない、聴いてもらって」と照れた様子でコメントした。
最後には、とんねるずの人気曲『一番偉い人へ』をパフォーマンスし、観客たちも人差し指を立て会場が1つに。そこへゲストたちがスタージに並び、全員で『サライ』を合唱して本編は終了した。
しかし、観客の熱が落ち着く間もないほど早々に「誰もアンコールしてくれないから自分で出てきちゃった」と再登場した木梨は、アンコールをスタート。キーボードの弾き語りで久保田利伸の『Missing』をパフォーマンスするも、途中でマイクが倒れ、歌声も演奏も録音だったことが判明。また、とんねるずの『迷惑でしょうが』を披露した場面でも、曲中に木梨とバンドメンバーがマイクと楽器を手放し整列すると、またもや録音だったことが発覚。最後まで笑いを忘れない姿勢に観客からは、笑いと拍手が巻き起こった。
アンコールでは「1年間、DAZN方面がアンバサダーにならせていただいたんで、Jリーグ、プロ野球全ておつきあいさせていただきます」とスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」のアンバサダーに就任したことを告知したり、現在開催中の『木梨憲武展 Timingー瞬間の光りー』のこれからの予定についても語った木梨。
約3時間半に及ぶ、歌あり、トークあり、チャリティーありの舞台は、ゲストとの絆、とんねるずの活動への期待、家族への気持ち、木梨の魅力が詰まったフェスとなった。