海蔵亮太「愛のカタチ」×岡野雄一「ペコロスの母に会いに行く」コラボMV公開
カラオケ世界一シンガー、海蔵亮太1月23日リリースの最新アルバム「Communication」にも収録されている人気曲「愛のカタチ」ミュージックビデオの新バージョンが公開となった。今回は岡野雄一の大ヒット漫画「ペコロスの母に会いに行く」とコラボレーションしたアニメ作品。
コラボのきっかけは、共に認知症の母とその家族の愛をテーマにした作品同士ということで、海蔵側から岡野氏にアプローチ、楽曲を気に入った岡野氏の快諾を得て、「愛のカタチ」×「ペコロスの母に会いに行く」の音楽と漫画のコラボレーションが実現した。
制作は「ペコロスの母に会いに行く」の原作者:岡野氏が海蔵の写真を参考に新たなキャラを描き下ろし、かつてペコロスの映画版でアニメを手掛けた遊佐かずしげ氏がアニメを担当。お陰で禿頭がトレードマークの本家ペコロスと違い、本MVの主人公の息子は海蔵似の髪の毛がフサフサのキャラ。また、MVの中にも一部、お馴染みの禿頭のペコロス(岡野氏)も登場し、ペコロスファンも楽しめる作品となっている。
作品全体としては「愛のカタチ」の歌詞とペコロスの世界観が見事にマッチし、認知症という兎角シリアスになりがちなテーマを、ほのぼのとした家族愛に溢れる作品に昇華している。
岡野氏は今作品に対して、「海蔵亮太さんの素晴らしい歌声に乗って、この歌が伝えてくれるのは、連れ合いを思う女性の例えようもなく深い愛情です。僕は漫画「ペコロスの母に会いに行く」で認知症の母への息子の思いを描きました。その息子目線で描かれた遊佐かずしげさんの素晴らしいアニメによって、息子から母へ、母からその連れ合い(父)へと、歌と映像が自然に繋がり、更に奥深い広がりのある歌になっている事に驚きました。」とコメント。
一方の海蔵も、「ペコロス作品に、このような形で関わることが出来て本当に嬉しく思います。認知症が決して悲しいものではなく、家族の愛や温かみを与えてくれるものとして表現していることに感動しました。「愛のカタチ」は歌うたびにいろんな感情が湧き出てくる曲で、これまでたくさんの場所で歌いましたが、今回の作品を観てまた違う感情が生まれてきました。この曲の表現の幅を広げて頂いたと思います。これからもずっと大切に心を込めて歌っていきます。」と語っている。
なお、このコラボMVはテレビ東京「プレミアMelodiX!」1月度エンディングテーマとして1月7日(月)よりオンエアされる。また同曲は1月23日発売の1stアルバム「Communication」に収録される。