ガールズメタルバンド・Aldious、ヴォーカル・Re:NOが涙のラストステージ!「本当に6年間ありがとうございました!」

2018.12.18 11:51

ガールズメタルバンド・Aldious(アルディアス)が、ヴォーカルのRe:NO(リノ)脱退前最後の公演を17日、東京・Shibuya O-EASTにて開催した。

先日、オフィシャルサイトにて「耳管開放症(じかんかいほうしょう)」のため脱退を発表したRe:NO。この日はRe:NO脱退前最後のステージとなった。

今年4月から行われてきた全国ツアー追加公演「Aldious Tour 2018 “We Are” ~Final~」の最終公演。AldiousとしてのRe:NOのラストステージを目に焼き付けようと、1000人以上ものファンが会場を埋め尽くし、開演前から熱気で包まれた。

ライブは、ツアータイトルにもなっている「We Are」でスタート。のっけから、メンバーの煽りと共に、会場が一体になる掛け声が響き渡り、Re:NOは「いつも変わらず最高の夜にしたいと思います!」とこの公演にかける意気込みを語った。

この日は「die for you」や「I Don’t Like Me」、11月21日にリリースしたばかりのニューミニアルバム『ALL BROSE』から「Monster」「All of You」などを披露したAldious。パワフルな曲からRe:NOがしっとりと歌い上げるバラードまで、多彩な楽曲と全力のパフォーマンスで超満員の会場を盛り上げた。

 

ヴォーカル・Re:NO
ヴォーカル・Re:NO

ダブルアンコールでは、「みんな、笑顔でいてくれてるから。終わった感がしない」と語ったRe:NO。ファンから起こった大きな“Re:NOコール”について「嬉しかったです。ありがとうございます」とお礼の言葉を述べた。

最後の挨拶では、ファイナルを迎えた4月から続いた長い全国ツアーを振り返ったトキが「乗り越えていけたのは、この5人やったからちゃうかなって、私は思うんですけどね」とコメント。サワは「私にはこの5人が家族みたいな存在で…」と話すと涙で言葉につまり、Re:NOとハグし合う場面もあった。Marinaは、加入当時からを振り返り「本当に私はこの5人と一緒に音楽が出来て、誇らしいし、宝物です」、Yoshiは「Aldiousを止めることなく、今後もずっと前を向いて進んで行きたいと思いますので、よろしくお願いします」とそれぞれ思い思いの言葉を口にした。

そしてRe:NOは「今この5人で奏でる音楽は今日が最後になるんですけれども、Aldiousというバンドは続けていきます。なので、皆さんAldiousの応援をよろしくお願い致します」とコメントした後、涙で言葉に詰まりながらも、ラストの曲「White Crow」を紹介。曲の途中には「皆さん、本当に6年間ありがとうございました!」と絶叫し、最後の一曲を歌い上げた。

Re:NOは、曲が終わった後も、何度も何度も深いお辞儀をして、マイクを客席に投げ入れ、ラストステージを後にした。

Aldiousは、12月19日に、Re:NOが在籍した2012年から2018年までに制作された22曲ものミュージックビデオと、ボーナス映像として最新曲「Monster」のメイキング映像を収録した初のミュージックビデオ集『Music Video Collection』をリリースすることが発表されている。その後のスケジュールに関しては、今の所今回のRe:NOの脱退で白紙だというが、メンバーの言葉通り、今後もバンドとして活動を続けていく予定なので、新たな歩みに注目が集まるところだ。

【セットリスト】

Aldious Tour 2018 “We Are” ~Final~
2018年12月17日(月) 東京・TSUTAYA O-EAST
1. We Are
2. Persevere
3. THE END
4. 愛しい男
5. puffy eyes
6. Instrumental 5
7. I Don’t Like Me
8. Deep
9. 夜桜
10. die for you
11. Absolute
12. Monster
13. Dominator
14. Go away
15. Re:fire

~Encore~
16. All of You
17. Utopia
18. Red strings

~Double Encore~
19. White Crow

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