森山愛子、15周年コンサートで高校三味線部と「会津追分」をコラボ

2018.7.31 12:00
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森山愛子×高校三味線部

演歌歌手・森山愛子が8月24日、赤坂・草月ホールで開催される15周年記念コンサートのステージで、ロングヒット中の「会津追分」を東京都立白鴎高等学校・附属中学校長唄三味線部とのコラボレーションすることが決定した。

「会津追分」は2017年9月にリリースした森山の最新シングルだが、2018年に入ってもなおロングセールスを続けており、2018年6月、7月には月刊カラオケファンの「今月のカラオケリクエストHOT50」で2ヶ月連続1位を獲得、発売1年を目前に“全国でいま歌ってみたい楽曲”として、カラオケファンを中心に人気の楽曲だ。

「歌ってみたい楽曲ということであれば、もっと幅広い世代に広げたい、知ってもらいたい」という思いもあり、創部30年の伝統の同部に共演をオファー、「森山愛子×高校三味線部」で新境地を開く運びとなった。

東京都台東区元浅草の地にあり、伝統文化を積極的に取り入れることで知られる同校にある長唄三味線部は今年で創部30年を迎える。中高生が取り組むには珍しい部活動ではあるが、限られた活動時間の中に集中して取り組み、全国高等学校総合文化祭や全国学生長唄連盟演奏会へ参加している。

なお、今回コラボレーションする「会津追分」三味線パートの譜面はニューヨーク在住の箏・三味線奏者及びジャズシンガーの金子純恵氏が三味線部の演奏映像を見て、三味線部のために特別に書き起こしたもの。部員からは「期末試験中に譜面を頂いたが試験中でも見たくなってしまった」と意欲溢れる声もあがるほど、見せ場のある楽曲に仕上がっている。

27日、コラボを前に森山が同校の部活動を訪問、ステージにあがる部員らと対面し、緊張した面持ちの中、一人一人と話をした。「おじいちゃんがファンで(共演のことを)電話で伝えたら、東京はそんな機会があって羨ましいと言われ・・・」という部員の自己紹介で一気に雰囲気は和み、笑顔に包まれる時間となった。「高い音の練習中に糸がよく切れながらも練習している、弾けるようになりたい」など練習にまつわるエピソードも交わされた。

高校2年生の部長は「貴重な機会なので悔いがないように練習して頑張ります」と意欲を示し、最後に森山と全員で記念撮影。コンサートに向けての士気を高め、この日は終了した。

8月22日には、デビュー15周年を記念した森山愛子全曲集の発売も控えている。

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